ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社が運用する「PCAインド株式オープン」は、2010年23日より、PWM日本証券にて取り扱いが開始された。
「PCAインド株式オープン」は、国内籍の公募投信としては日本で初めてインドの株式市場に実質的な投資を行なう投資信託として、2004年9月に設定された。2010年3月16日時点での純資産総額は約1,070億円、取り扱い販売会社数はPWM日本証券を含めて48社となった。
最近のインド株式市場について、ピーシーエー・アセット・マネジメントでは次のように述べている。
インド株式市場はインフレ懸念や利上げ観測などの影響で2010年年明けから軟調な展開が続いていました。しかし、2月26日にインド政府より発表された2010年/11年会計年度予算(2010年4月―2011年3月)がインドの財政収支の改善とインド経済の成長とを両立させる内容であったこと等が好感され、上昇基調に戻っています。
PCAアセットでは、当ファンドの設定以来、インド経済の成長を導く原動力として、1)11億人を超える人口と厚みのある若年層、2)高い競争力を持ち成長を続けるインドの産業、3)進むインフラ整備、4)拡大する個人消費、の4点に注目してきました。これらの点を基盤としたインド経済の中・長期的な成長は続いており、今後も引き続き魅力的な投資先であると考えられます。