SMBC日興証券が運営する投資情報サービス 「FROGGY(フロッギー)」は、 2017年3月8日~9日の2日間、 20代~60代の男女625名を対象に、 「人生100年時代のお金についての意識調査」を実施した。 調査の主体となった「FROGGY(フロッギー)」は、 「お金の常識をカエル。 」をコンセプトに、 お金や投資についての情報を日常生活に沿った切り口で提供しているウェブメディア。
同調査における、 「人生100年時代」の定義
FROGGYでは、「人生100年時代」について次のように述べている。
近年、 先進国の平均寿命は、 10年あたり2~3年のペースで伸びており、 このままのペースで長寿化が進むとすると、 近いうちに、 誰もが100歳まで生きる「人生100年時代」が到来するといわれています。 「人生100年時代」では、 同世代が足並みをそろえて「教育、 勤労、 引退」という3つのステージを生きるのではなく、 それぞれに応じて「働き方、 ライフイベントのタイミングを選び取っていくこと」が必要になると言われています。 つまり、 決められたレールに従うのではなく、 常に変化する時代にフィットし、 自分に合った働き方や余暇のスタイルを見出して、 人生のステージを自身で構築していくことが求められるようになっていきます。
<<調査結果ダイジェスト>>
【1】“ノープラン”と“知識不足”が招く、 いつまでも“他人事(ひとごと)”な「資産運用」
- 現在、 「資産運用」を行っている人は、 わずか3割
- そして、 3人に2人 は、 将来の 資産形成プラン「なし」
- 更に、 7割 は、 お金(貯蓄や投資など)に関する知識に 自信「なし」
- 将来、 「資産運用」したい人も、 わずか 2割 にとどまる
- ただし、 20代 はその中でも 「資産運用」に“意欲的”
【2】「お金についてみんなで話す」のが苦手な日本人
- 半数 、 家族や友人との お金の話に抵抗感
- 半数以上 、 お金のことは “一人” で考えたり調べたりする
- 7割、 親の給料や実家の総資産額を 「知らない」
- 更に、 自分の 資産状況を把握できている 人も、 たった半数
【3】足音が迫る「人生100年時代」!不安なことトップは「お金」!
- しかし、 リアリティはなく、 老後もまだまだ先で、 大事なのはやっぱり“今”
- 足音が迫る「人生100年時代」、 その認知度は 3割程度
- しかし、 定義を知ると 7割 の人が 不安を感じる
- 不安の正体、 1位:「お金(収入源やお金の問題)」 、 2位:「健康寿命」、 3位:「仕事」
- 老後に必要な資金のイメージ、 3人に2人が予想と現実に2,000万以上のギャップ
- 過半数以上 が「引退後に備えた資産形成」を“意識してない”
- 「いまこの瞬間の楽しみを優先してお金を使ってしまう」人は、 4割 も。 20代・30代ではその傾向はさらに 顕著 に
【4】「人生100年時代」を上手く生き抜くための武器=お金!
- 勤労所得以外の資産形成を通じ、 柔軟なキャリア形成&充実したプライベートを実現
- 「人生100年時代」では、 「引退後に備えた資産形成」を最重要視
- 「本業以外の収入源の確保」の重要度も2倍にアップ(38.1%→72.3%)
- 「人生100年時代」は、 「ライフスタイルに合わせたジョブチェンジ」や「ワークライフバランス」もポイントに
<調査概要>
【調査対象者】 625名
【調査期間】 2017年3月8日(水)~2017年3月9日(木)
【対象者条件】
- 性 別: 男女
- 年 齢: 20歳~69歳
- 地 域: 全国
- 割付条件: 各年代男女合計125名の均一回収
- 調査方法: インターネットリサーチ
【投資情報サービス「FROGGY(フロッギー)」概要】
「FROGGY(フロッギー)」は、 「お金や投資のことについて前向きに考えるサポートとなる情報を発信することで、 日本をもっと元気にしていきたい」という想いのもと立ち上げたサービス。 身近で興味を持ちやすいテーマでお金や投資に関する情報を紐解くことで、 初心者から上級者まで多くの方に読んでもらいたい情報コンテンツを提供している。 なお同サイト内のコンテンツは、 サイト上で公開するとともに、 SMBC日興証券で口座を保有する顧客に対してメールマガジン形式で発信している。