SBI証券、筑波銀行との共同店舗運営の基本合意及び金融商品仲介業サービス開始


SBI証券の子会社で、 証券・保険・住宅ローン・銀行預金などの多種多様な金融商品と専門的なアドバイスをワンストップで提供するSBIマネープラザ株式会社は、 2020年3月26日(木)付で筑波銀行と茨城県土浦市にて共同店舗の運営を開始することを検討する旨の基本合意をした。今後、取引に関する最終的な合意内容を定めた契約書等の締結を経て、2020年5月を目途として共同店舗の運営を開始する予定。

合わせて、 SBI証券と筑波銀行は金融商品仲介業サービスでの提携開始を予定している。SBI証券は筑波銀行の顧客向けに金融商品・サービスの提供を開始し、同行の顧客は同行WEBサイトを通じてSBI証券の証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用することが可能となる。

筑波銀行は「地域の皆さまの信頼をもとに、存在感のある銀行を目指し、豊かな社会づくりに貢献します。 」を経営理念として、茨城県内77拠点・県外8拠点・合計85の営業拠点を有する地域金融機関。「地域のために 未来のために」のコーポレートスローガンのもと、茨城県を中心とした地域密着型金融を推進し、地域経済の発展に積極的に取り組んでいる。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。

SBIマネープラザと筑波銀行の共同店舗においては、この取組みをさらに進めて、SBIマネープラザの有する株式などのリスク性商品を含む営業活動のノウハウと、筑波銀行が培ってきた地域の産業と生活に密着した営業活動の融合を図っていく。これにより、顧客は対面コンサルティング営業による質の高いアドバイスとともに、さまざまな金融商品・サービスを利用できるようになる。

SBI証券は、「このたびの取組みにより、 これまで以上に多くの新しい投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」と述べている。