SBI 証券、カブドットコム証券、マネックス証券および楽天証券のネット証券4 社は、個人投資家を対象とした投資信託に関わるアンケートを2012年3月2日(金)~3月8日(木)に実施し、その結果を発表した。ネット証券4 社では、投資信託の販売ならびに投資信託による資産運用の普及啓蒙活動などを共同で行うプロジェクト「資産倍増プロジェクト」を2011年3月にスタートし、4社専用ファンドの販売、共同イベントの開催、共同書籍の発行などさまざまな活動を行なってきた。
「投資信託に関わるアンケート」について:
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:ネット証券4 社に口座を保有する個人投資家
期間:回答数:14,150 名
【主なアンケート結果(小数点以下、四捨五入)】
■投資信託を選ぶ際に重視するポイント(複数回答可)
- 「コストの安さ」54%
- 「過去の運用実績のよさ」41%
- 「分配金の有無・水準」40%
■ネット証券の投資信託に期待すること(複数回答可)
- 「ネットビジネスである以上、あくまで低コストを追求してほしい」60%
- 「シンプルで手数料の安いファンドに重点を置いてほしい」56%
■ネット証券4 社に期待すること(複数回答可)
- 「投資家へのサービス向上に共同で取り組んでほしい」67%
- 「ネット投資家の要望や期待を当局に伝える役割を担ってほしい」37%
- 「個人投資家への投資啓蒙活動に力を入れてほしい」31%
■分配金が運用益以外の元本からも支払われているファンドがあることについて
- 「購入する前から知っていた」44%
- 「購入した後で知ったが、特に問題はない」21%
- 「購入した後で知ったが、知っていたら購入しなかった」17%
- 「知らない」18%
■通貨選択型のような複雑な仕組みを持つ商品の販売について
- 「どのような商品性でも、投資家が選択できるよう揃えておくべきだ」60%
- 「一般投資家が商品性を理解しにくい商品は販売するべきではない」32%
【関連リンク】
- 資産倍増プロジェクト