なかのアセットマネジメント株式会社は、国内産業界の高付加価値な成長企業を厳選して株式投資する特化型運用の「なかの日本成長ファンド」、世界の優良企業を選別して株式投資し、グローバルな経済成長をしっかり取り込む「なかの世界成長ファンド」の2本のアクティブ運用の公募投資信託を、2024年4月25日に新規設定する。
なかのアセットマネジメント株式会社は、2006年にセゾン投信を創業し16年間経営トップを務めてきた代表中野氏が2023年6月に前職を退任し、あらたに設立した資産運用会社。同社は、「日本の資産運用業界が正しい形で発展、成長していくためには、本格的なアクティブ運用を実践できる存在が不可欠と考え、ゼロからスタートする当社は、運用哲学を持って真面目に本格的に産業資本を供給する本格的なアセットマネジメントとして社会課題に真摯に向き合ってまいります」と述べている。
同社は、運用スタイルについて次のように述べている。
運用スタイルは、「クオリティ・グロース」を徹頭徹尾標榜する長期投資です。長期にわたり持続的に付加価値を提供するポテンシャルや経営力のある会社をしっかり厳選し長期保有します。高度なプロフェッショナルに裏打ちされたクオリティ・グロースのポートフォリオを通じて、投資対象企業に本格的な長期産業資本を提供していく立場を貫きます。そして一社一社それぞれに本気で、よりよい会社にするためのエンゲージメントを実行し、私たち自身もアップグレードを重ねながら、世代を超えた長期目線で、日本を代表する長期投資ファンドの実現を目指します。
新規設定にあたり、2024年4月19日より、新NISAの成長投資枠対象ファンドとして、楽天証券で当初募集を始める。
また、健全なる経営独立性に立脚した「顧客本位」を追求する資産運用会社として、代表である中野氏が議決権過半を保有する形での資本調達に、主要株主であるスパークス・グループ株式会社、第一生命ホールディングス株式会社、ソニーフィナンシャルグループ株式会社からも理解を得ると共に、ガバナンス機能の強化を図るため、当該3社から計3名が社外取締役に就任する。2024年2月8日付で就任した、スパークス・アセット・マネジメントの田口浩史氏、第一生命ホールディングスの泉谷正彰氏に続き、新たに2024年4月1日付で、元金融庁長官でソニーフィナンシャルグループ代表取締役社長 兼 CEOの遠藤俊英氏が社外取締役に就任した。
ファンドの概要と特長