SBI証券は、島根銀行との金融商品仲介業に関して、 2018年6月29日(木)に業務提携に向けた発表を行ったが、2019年4月5日、正式なサービス開始日を2019年4月8日(月)に決定したと発表した。
島根銀行は創立104年を迎える長い歴史を持つ地域金融機関で、島根、鳥取両県の山陰エリアに特化した地域密着型金融を推進し、地域経済の発展に積極的に取り組んでいる。
SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。
今回開始する金融商品仲介業サービスでは、島根銀行は、同行のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の勧誘を行う。これにより、島根銀行の顧客は、当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。
SBI証券は、「このたびの島根銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」とコメントしている。