ラッセル・インベストメントは、4月10日、ラッセル・グローバル株インデックス ニュースレター『世界株式探検隊』4月号:「2008年度(2008年4月-2009年3月)の世界株式市場」を発行した。
ラッセル・インベストメントは、同レポートの調査報告の概要において、次のように述べている。
- 2009年3月末の累積収益率指数の水準は、先進国大型株式で0.44倍、新興国大型株式で0.43倍と、サブプライム・ショック前の2007年7月末と比較して半分以下の水準になりました。
- 2008年度の先進国大型株式の収益率は-43.5%。過去10年度の平均で見てもマイナスとなります。
- リーマン・ショック直後の下落は新興国の方が大幅でしたが、先進国大型株式が引き続きマイナス収益率で推移する一方で、2009年1-3月期の新興国大型株式の収益率はプラスに転換しました。
- 世界市場の大部分を占める欧米先進国および日本が低迷を続ける中、環太平洋先進国(除く日本)大型も、新興国大型と並んで、2009年1-3月期にプラスの収益率を記録しました。
- 「金融サービス」セクターは、2008年度の4四半期を通じてマイナス。「原材料・加工」や「テクノロジー」などで、今年にはいって反発が見られました。
- 2008年度は、2007年度に続き、大型株式優位、成長株式優位の年度となりました。
『世界株式探検隊』は、ラッセル・インベストメントのホームページからも閲覧することができる。
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