SBI証券は、 愛知銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2018年5月1日(火)〔予定〕より、 愛知銀行の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始する。
愛知銀行は、 創業108年を迎える歴史ある地域金融機関で、 愛知県内を中心に106の店舗網を有している。 地域金融機関として、 「創業を含めた成長分野支援」、 「海外ビジネスサポート」、 「事業承継支援」に重きをおき、 地域の中小企業のライフステージに応じた支援に取り組んでいる。 特に「海外ビジネスサポート」事業では、 国内外の大手企業と業務提携し、 地域の中小企業の海外展開への支援を強化している。 また、 顧客の技術開発ニーズを県内の大学などにつなぎ、 実用化に向けた支援を行うなど、 産学官金連携による支援も行っている。 さらに、 金融サービス以外でも、 「名古屋市子育て支援企業」と「名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されており、 行内で多様な働き方を推進するのみならず、 「働き方改革セミナー」を主催することで、 顧客に働き方改革の実現に向けた情報提供を行うなど、 より健やかな社会づくりに貢献している。
SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。 SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。
SBI証券は次のようにコメントしている。
このたび開始いたします金融商品仲介業サービスでは、 愛知銀行は、 同行のWEBサイトを介して当社証券総合口座開設の勧誘を行います。 これにより、 愛知銀行のお客さまは、 当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、 当社の取扱うさまざまな金融商品・サービスを利用してご自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となります。
このたびの愛知銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております。