セゾン投信は金融庁より金融業界全体へのフィデューシャリーデューティの浸透を目指し、「顧客本位の業務運営に関する原則」が公表されたことに伴い、改めて当該7原則をすべて採択し、それらを明示的に確約するため、フィデューシャリー宣言を2017年4月25日付で改訂した。
セゾン投信は2015年8月26日付で、いち早く投資信託運用業者としてフィデューシャリー宣言を行い、「お客さまのため」にのみ資産運用業務に従事し専ら長期投資に努めることを公約していた。またその実践にあたり、事業継続に必要な合理的報酬のもと、一切の利益相反行為を排除することを確約し、すべての顧客に向け明文化し公表した。
セゾン投信の中野社長は、フィデューシャリー宣言の改訂に当たり、次のようにコメントしている。
もとよりセゾン投信は、日本の生活者の将来に向けた経済的自立をお手伝いするためにのみ存在し、本格的長期資産育成型ファンドの提供により、創業以来「長期・積立・国際分散」投資の啓蒙を徹底して実践し続けて来ており、改訂した「フィデューシャリー宣言」は、その社会的責任の履行を約束する一層網羅的な意思表明であることと、セゾン投信の事業モデルの表現そのものでもあります。セゾン投信は「フィデューシャリー宣言」のもと、運用能力の更なる向上とそれを実現するための人材育成に注力し、お客さまの利益のため一意専心に努めて参ります。