イーストスプリング、「イーストスプリングUS投資適格債ファンド・為替ヘッジ付」2本を設定


イーストスプリング・インベストメンツは5月10日に 「イーストスプリングUS投資適格債ファンド・為替ヘッジ付 (毎月決算型) 愛称:USAボンド毎月」、および「イーストスプリングUS投資適格債ファンド・為替ヘッジ付(年2回決算型)愛称:USAボンド」を設定した。

同ファンドは、主として米ドル建ての投資適格債券を主要投資対象とする投資信託証券「USIGボンド・ファンド=ルクセンブルグ籍外国投資証券のイーストスプリング・インベストメンツ‐USインベストメント・グレード・ボンド・ファンドクラスJJDM (円ヘッジあり)」に投資を行い、安定した収益の確保と信託財産の成長を目指す。外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を図る。

また、「毎月決算型」、「年2回決算型」と、決算頻度の異なる2つのファンドを設定し、「USIGボンド・ファンド」の運用は債券クレジット運用で外部から高い評価を受けているピーピーエム アメリカ インク(拠点:米国シカゴ)が行う。

イーストスプリング・インベストメンツでは、次のように述べている。

本年1月29日に日本銀行が導入を決定したマイナス金利政策は、日本の債券市場利回りの低下をもたらしました。その結果、国内債券に投資するMMF(マネー・マネージメント・ファンド)をはじめとする短期公社債ファンド等の運用が困難な環境となって おり、安定的な資産運用を望む投資家の皆様に、投資機会を提供することが難しい状況となっております。

このように、安定的な資産運用の選択肢が減少する中、弊社では、お客様の資産形成に資する、質の高い運用商品の選択肢をご提供することが重要と考えております。この度、投資家の皆様のニーズにお応えするべく、主に米国市場で発行される投資適格社債を投資対象とし、現地運用会社による質の高い運用と為替ヘッジによる為替変動リスク低減により、リスクを抑えた資産運用を低コストで提供する商品の開発を行い、当ファンドの設定に至りました。

また、イーストスプリング・インベストメンツでは、同ファンドの魅力について、次のように説明している。

【ファンドの三つの魅力】

① 相対的に高く魅力ある利回り水準・・・ファンドは、USIGボンド・ファンドを通じて民間企業が発行する社債を中心に投資を行う。投資適格社債は、一般的に信用力が高いとされている国・政府が発行する債券と比較すると信用力が低い一方で、相対的に高い利回り水準が期待される。

②米国投資適格債券への投資による信用リスクの抑制・・・投資適格債券とは信用格付けがBBB-格相当以上のものを指す。ファンドは実質的に、米ドル建ての投資適格債券を対象に徹底的な銘柄分析を行い、 主に取得時にA~BBB-格の300銘柄以上に分散して投資を行う。

③為替ヘッジによる為替変動リスクの低減・・・投資対象の米ドル建て債券に対して対円での為替ヘッジを行い、為替変動リスクの 低減を図る。

イーストスプリング・インベストメンツ

PPM America Inc.