日本グロースキャピタル投資法人、Chordia Therapeutics 株式会社の株式取得


野村スパークス・インベストメント株式会社が資産の運用を受託している日本グロースキャピタル投資法人は、Chordia Therapeutics 株式会社の株式を取得したと2022年5月19日に発表した。

野村スパークス・インベストメント株式会社によると、コーディアは、がん領域に特化した研究開発型のバイオベンチャー企業。同社の抗がん薬パイプラインは、がんの新た な特徴として見出された RNA 制御異常に注目して構築されており、本特徴を標的とした低分子医薬品の創出による新た な治療法の開発を目指している。また、First in Class※1 抗がん薬を創ることで、日本発の研究開発型の製薬会社になることを目指している。

野村スパークス・インベストメント株式会社は次のように述べている。

当社は、コーディアが長期的な視点から合理的に資本を配分し、抗がん剤領域のアンメットメディカルニーズ※2 を捉えた 成長を期待しており、野村グループ及びスパークス・グループのネットワークとリレーションを活用し、我が国の資金循環の更な る効率化による成長企業の支援・育成強化、日本経済の成長に貢献していきます。

※1 First in Class とは当該メカニズムで市販される初の新薬

※2 いまだに有効な治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズ

 

<野村スパークス・インベストメント株式会社について>

野村ホールディングス株式会社及びスパークス・グループ株式会社の出資により 2021 年 4 月に設立された資産運用会 社。近年増加する成長ステージにある非上場企業による資金調達ニーズを背景に、個人投資家を含む日本の投資家へ成長資金の調達機会に対する投資機会を提供するため、非上場企業の IPO を含む成長支援等に強みのある野村 グループと、非上場企業株式へ投資するベンチャーキャピタル事業を含む資産運用業務で幅広い実績を有するスパークス・ グループが提携し、設立された。

 

<日本グロースキャピタル投資法人について>

2021 年 9 月に設立された非上場企業株式へ投資する投資法人で、投資法人の投資口を東証ベンチャーファンド市場 へ将来上場することを計画している。この投資法人は、非上場企業株式への投資機会を提供しながら投資口の上場後は一定の流動性も提供することを企図しており、幅広い投資家から多くの運用資金をお預かりすることを目指している。ま た、運用期限の定めが無い投資法人の性質を活かして、非上場企業が上場を経て更に成長することを長期にわたり株主 としてサポートすることを目指す。