野村アセットマネジメントは、CEO兼代表取締役社長の小池広靖氏が、投資先企業あるいは投資先候補となる企業の経営者などと、直接対話や議論をするエンゲージメント対談記事を公開しており、今回、同社ウェブサイトに、新たに早稲田大学大学院との対談記事を追加した。
同社によると、ESGが象徴するように、人材や知的財産、社会との関わりといった非財務資本に光を当て企業価値向上を図る取組みが企業と投資家で加速しているが、非財務資本を定量的に示すことは難しく、課題が残っている。ESGと企業価値とを結ぶ「柳モデル」を確立した早稲田大学大学院 客員教授 柳良平氏と同社の小池広靖氏が、日本企業の潜在的価値を顕在化するための条件について語り合った。
過去の対談 https://www.nomura-am.co.jp/special/esg/library/report-list.html#tab4
野村アセットマネジメントは次のように述べている。
当社は、責任ある投資家として、建設的な対話(エンゲージメント)を、スチュワードシップ責任を果たすための最も有力な手段の一つに位置付けています。エンゲージメントとは、会社に対する深い理解を基礎にしつつ、企業が望ましい経営を行い、企業価値向上と持続的成長を実現できるよう働きかける建設的な対話を指します。これを継続して行うことで、企業との信頼関係が深まり、その企業の持続的成長を後押しするものと考えています。
望ましい経営を進めている企業に対して、投資家として支持や賛同を直接伝えることもエンゲージメントの重要な役割です。当社は、企業価値向上と持続的な成長をサポートすることで、お客様からお預かりした資産の中長期的な拡大に貢献していきます。