セゾン投信、「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」3指標の実績を公表


セゾン投信株式会社は、金融庁が開示を求める「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI(以下、「共通KPI」)」3指標の実績(2019年3月末基準)を公表した。

  • 投資信託の運用損益別顧客比率
  • 投資信託の預り残高上位20銘柄のコスト・リターン
  • 投資信託の預り残高上位20銘柄のリスク・リターン

詳細→https://www.saison-am.co.jp/news/_pdf/report20190520.pdf

セゾン投信のフィデューシャリー宣言 取り組み状況報告(臨時報告)の中でセゾン投信は次のように述べている。

金融庁は2018年3月末付で「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」の公表を金融業界に促し、多くの金融事業者が当該データを自ら算出して開示しました。これを契機として、金融機関毎の投資信託販売における「顧客本位の業務運営」に対する実践度合いを世間が客観的に比較出来る機会、すなわち生活者への「見える化」に向けた環境が構築され始めたのです。

そして今般、前回公表から1年後である2019年3月末付で同データをアップデートして公表しましたが、1年前との比較で大半の金融機関がその数値を改善していることでしょう。ここから気づくのは、当該数値水準はその時々の外部環境や相場状況による影響が多分にあるということであり、公表数値の絶対水準よりも各金融機関の数値の違いと改善度合いがいかなる要因によってもたらされているのかを客観的に分析し認識することから、金融機関の営業姿勢における真の「見える化」が始まる、ということです。

セゾン投信では「お客さま全部主義」の理念に立脚し、お客さまの利益の追求に向けた最善の努力を行動規範に据え、最適と考える投資行動への徹底した勧奨を貫いてきたことで、他社を凌駕するデータの水準を実現出来ていると考えております。今後とも、顧客本位の業務運営におけるKPIの公表を好機と捉え、その開示に向けて役職員一同、叡智を結集させて努力してまいります。