鎌倉投信、同社代表鎌田恭幸氏の著書『社会をよくする投資入門 :経済的リターンと社会的インパクトの両立』発売


「いい会社」への投資を通して、社会をよくすることを目指す鎌倉投信は、2024年5月27日(月)NewsPicksパブリッシングより鎌倉投信 代表取締役社長鎌田 恭幸氏による著書「社会をよくする投資入門 :経済的リターンと社会的インパクトの両立」を発売した。発売日にあわせて、鎌田恭幸のnoteアカウントでは、同書の「はじめに」の全文を公開している。

また、鎌倉投信では、6月から全国5か所(札幌、鎌倉、名古屋、東京、大阪)で出版を記念したセミナー・イベントを開催する。

 

 

投資には、自分のお金を増やしながら社会をよくする力がある。

同書は、34年間で1万人以上の投資家と対話した鎌倉投信 代表取締役社長の鎌田氏が執筆する、“自分も社会もよくする投資”を始めるための入門書。

「投資について自分の哲学が持てた。」
「なぜ株が上がると儲かるの?という問いが、ちゃんと腑に落ちた。」
「投資とは、お金を増やすものだと思っていたが、その考え方を変えてくれたのが鎌倉投信だった。」

鎌倉投信で長年投資を続けている顧客が話すのは、情報やお金に踊らされることなく、自分で考え・納得して投資を始めることの大事さ。鎌倉投信は、「本書を通して、社会におけるお金の流れから投資を理解し、お金を託す企業がつくる未来の社会のことまで考える意識が生まれることで、あなたなりの投資哲学を育てませんか?」と問いかけている。

 

 推薦コメント

「社会なんて他人事」な人ほど、「10年後の自分」のために読むべき
『きみのお金は誰のため』著者/元ゴールドマン・サックス 田内学氏

 

「社会をよくする投資入門 :経済的リターンと社会的インパクトの両立」の内容

(「はじめに」より一部編集)

「自分の老後も不安なのに、『社会』なんて優先できない」
もしかすると、あなたはこう思ったかもしれません。

「手数料が安い投資信託はどこか」
「とりあえず外国株なら増えそうだ」
私たちは投資・資産形成をするとき、「お金を増やすこと」だけを考えてきました。

著書の鎌田は、34年間かけて1万人以上の投資家と向き合ってきました。
「いい会社」への厳選投資を理念に鎌倉投信を立ち上げて15年。
創業初期から預けていたお客様の資産は2倍以上になっています。

でも、「数字しか見ない投資」はいい未来をつくるのでしょうか?

“「社会」という言葉に何かを感じてくれたあなたであれば、
仕事なら「やりたいこと」や「働く意味」を、買い物なら「ブランドに込められたメッセージ」や「自分なりのこだわり」を持って選択を積み重ねているのではないでしょうか。

僕は、投資のモノサシがいまだにお金だけであることに違和感を抱いています。

全財産を「社会のため」に投資すべき、とは言わない。
1%でも、10%でも、十分なんです。

僕はこの本を入口に、なかなか考えるきっかけのない
「投資のその先」を少しだけ考えてみてもらいたくて、筆をとりました。”

 

鎌倉投信では、この本を読んでわかることとして次を挙げている。

  • 「社会をよくする投資」とは、お金だけでなく「価値」を増やす投資
  • お金の動きは「欲求の総和」である
  • 株価上昇は「みんなの共通目的」になりやすい
  • リターンの源泉は「一人ひとりの仕事」や「環境」である
  • インデックス投資とは、GDPが上がり続ける世界を期待すること
  • 金融市場は「お金を増やす」ための手法を発達させてきた
  • ESG投資では「ペーパーテストの優等生」が評価される
  • 「ソーシャル証券取引市場」の可能性
  • 投資成功のカギは「先入観を外す」「予測しない」「投資観をもつ」
  • 「顔の見える投資」は、転職や出会いにもつながる?!
  • サイボウズやヘラルボニーの「価値づくり」

 

著者紹介

鎌倉投信 代表取締役社長 鎌田 恭幸鎌倉投信 代表取締役社長 鎌田 恭幸(かまた やすゆき)

1965年島根生まれ。35年にわたり年金などの資産運用に携わる。大学卒業後、三井信託銀行(現:三井住友信託銀行)に入行。バークレイズ・グローバル・インベスターズ信託銀行(現:ブラックロック・ジャパン)にて副社長を務める。

2008年11月に鎌倉投信株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2010年、主として上場企業の株式を投資対象とした公募型の投資信託「結い2101(ゆいにいいちぜろいち)」の運用・販売を開始。2021年、これからの社会を創発する可能性を秘めたスタートアップを支援する私募型の有限責任投資事業組合「創発の莟」の運用を開始。 独自の視点で「いい会社」に投資し、その発展・成長を応援することを通じて「投資家の資産形成と社会の持続的発展の実現」を目指している。前著は『日本でいちばん投資したい会社』(アチーブメント出版)。

 

著者  鎌田 恭幸氏は次のように述べている。

NISAが始まり資産形成への関心が高まっています。そんな中で、「いかにお金を増やすか」という枠を超えて、「社会も、未来も、あなた自身も豊かになる投資」に少しでも触れてほしいと思い、この本を書きました。投資は本来とても多様で個性的なものです。お金を増やすことと社会をよくすることを両立させる力も秘めています。「社会にいい投資」という視点からその一端を感じて頂けると嬉しいです。気軽に手に取ってご覧ください。

 

「社会をよくする投資入門 :経済的リターンと社会的インパクトの両立」の構成(目次)

第1章 「社会をよくする投資」とは何か
第2章 リターンの大元は「事業」である
第3章 経済の海と金融クジラ
第4章 「欲望」が集まる金融市場の構造
第5章 投資の「新しい選択肢」
第6章 「社会をよくする投資」の実践
最終章 投資の先にどんな「10年後」を描くか

 

出版記念セミナー・イベントの日程

<出版記念セミナー>
あなたと未来、あなたと社会をつなぐ投資。
日程:
6月1日(土)  札幌  無料
6月16日(日) 名古屋 無料
6月22日(土) 鎌倉  無料

<出版記念イベント>
「社会をよくする投資入門」著者と編集者が語る、投資の「新しい選択肢」
ゲスト:NewsPicksパブリッシング 編集者 的場優季さん
日程:
6月20日(木)新宿 3,000円(書籍つき・サイン会あり)
7月中旬 大阪 有料 詳細が決まり次第募集開始

>>各催しの詳細・申込はこちら
https://www.kamakuraim.jp/events/