マン・グループplc、英国の資産運用会社FRMを買収


マン・グループplcは、5月21日、英国ロンドンの資産運用会社FRM Holdings Limited (Financial Risk Management)を買収すると発表した。

FRMの運用資産は約80億ドル(発表日直近)で、マン・グループのマルチ・マネジャー・ビジネス部門と統合し、グループのファンド・オブ・ヘッジファンズ商品を強化する予定。

統合によるマルチ・マネージャー部門の運用資産合計は約190億ドルと、米国系を除き最大の独立系ファンド・オブ・ヘッジファンズ運用会社になる。統合後のマルチ・マネージャー部門はFRMのブランド名でビジネスを行い、現在マン・グループのマルチ・マネージャー部門のチーフ・エグゼクティブであるルーク・エリスが同部門を引き続き率いることになります。ルーク・エリスは、マン・グループ入社前にFRMのマネージング・ディレクターを務めており、円滑な統合とビジネスの継続性にとって大きな役割を果たすことになる。

買収金額を事前に払うことはせず、買収後も継続される資産に応じて向こう3年間で最大8,280万ドルを支払う。統合によるコスト削減効果はグループ全体で4,500万ドルを見込んでいる。

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