セゾン投信は、2020年6月9日、同社が運用する投資信託「セゾン資産形成の達人ファンド」の運用資産総 額が初めて 1,000 億円を突破したと発表した。2007年3月15日の設定来から13年3カ月目での達成となった。
セゾン資産形成の達人ファンド (2020年6月9日現在)
純資産総額 1,003.3 億円 基準価額 22,878 円 |
「セゾン資産形成の達人ファンド」は、「本源的価値を有する株式を割安に買い上昇をじっくり待つ本格的長期運用」 を志向している。その結果、世界株式を投資対象とするファンド・オブ・ファンズとしては、シ ャープレシオが相対的に高いファンドと評価されていて、「R&I(格付投資情報センター)ファ ンド大賞 2020」では7年連続、「リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワード 2020 ジャパン」では 6年連続の最優秀賞を受賞している。
定期積立プランなどの顧客の安定的な資金流入により、セゾン投信全体の資金流入額は 6 年 5ヵ月(77 ヵ月)連続、同ファンド単体では 3 年 5 ヵ月(41ヵ月)連続で資金流入超、さらに設定 から 2020 年 5 月末までの 13 年 2 ヵ月(158 ヵ月)で資金流出超となった月は 5 ヵ月しかないことも、同ファンドの強み。セゾン投信では、「長期投資を貫くのが自らと社会の幸せにつながる、という高い志を持つお客さまとの二人三脚で今回の大台突破となったと」と考えている。
「セゾン資産形成の達人ファンド」の「インベスター・リターン1」は、設定開始から 2019年末までで年率平均 9.8%と 基準価額騰落率2の同 6.6%を 3.2 ポイント3上回っている。また同社ファンドの平均保有期間は、前年比+2.79 年の 12.04 年となり、業界平均 3.49 年と比べ 3 倍以上の長さとなった。セゾン投信は、「これもひとえに、多くのお客さまが基準価額下落時にも解約をせずに当社を信頼し積立投資 を続けたことで得られた結果だと当社は確信しています。これからもお客さまと真摯に向き合い、運用能力の更なる向上と長期・積立投資にふさわしい商品・サービスの提供に努めて参ります」と述べている。
1インベスター・リターン:日々のファンドへの純資金流出入額と、期首及び期末のファンドの純資産額から求めた内部収益率を年率換算したもの。
2基準価額騰落率:ファンドの基準価額の変化率を年率換算したもの。 (設定開始から2019年12月10日まで年 245 日として年率換算)
3小数点第 2 位を四捨五入している。※同ファンドは長期視点で厳選投資を行う複数のファンドを、セゾン投信独自の基準で選定し、資産配分を決めて運用している国際分散型のファンド・オブ・ファンズ。