SBI証券、富山銀行と金融商品仲介業に関して提携


SBI証券は、 2020年7月初旬を目途として、 富山銀行金融商品仲介業に関して提携し、 金融商品・サービスの提供を開始すると2020年6月11日に発表した。正式なサービス開始日程は、 確定し次第、 SBI証券のWEBサイトにて発表する。

富山銀行は創業66年を迎える地域金融機関で、 富山県内を中心に39の営業網を有している。「先進技術」、 「地域密着」、 「お客さま本位」、 「行員の働きがい」が融和した「革新的な銀行」を目指し、 さまざまな取組みを行っている。 最近では、 全国に広がる金融機関のネットワークや多様なノウハウを有する外部提携機関と連携して地域内事業承継インフラを構築するなど、 事業承継支援の強化を図っている。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 フィンテック企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。 SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始しており、 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。

今般開始する金融商品仲介業サービスでは、 富山銀行は、 同行のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の勧誘を行う。これにより、 富山銀行の顧客は、 WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。

SBI証券は、「このたびの富山銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」と述べている。