楽天証券、ロボ・アドバイザー「楽ラップ」に新機能を追加


楽天証券は、 ロボ・アドバイザー「楽ラップ」の機能を拡充し、 2017年6月24日(予定)より提供を開始する。 同機能の追加により、 ロボ・アドバイザーの提示した運用コースから、 利用者の判断で積極度の高・低を変更し、 運用コースを選択できるようになる。

 

「楽ラップ」は、 ロボ・アドバイザーが、 利用者の質問に対する回答から、 お金や投資に対する考え方などを診断し、 一人一人に合ったコースを提案・運用する投資一任型のサービス。 従来まではロボ・アドバイザーが顧客におすすめの運用コースを提示していたが、 機能の追加により、 提示したおすすめも含め、 全ての運用コースの中から、 運用方針・損益のシミュレーションを参考に、 自身の判断でコースの選択が可能になる。 また、 株価下落による損失リスクを抑える下落ショック軽減機能は、 引き続き、 自由に設定が可能。

ロボ・アドバイザーは、 年齢や投資経験などの質問からどのくらいリスクを取れるのかを判断し、 運用コースを決めているが、 利用者によって、 他のリスク資産の有無や、 全体の資産の中の「楽ラップ」の割合、 希望する運用期間は異なる。 提示された運用コース以外のものも選べるようになることで、 運用期間やアセット・アロケーション(資産配分)を考えながら、 より自分好みの運用コースを選択できるようになる。

楽天証券では、次のように述べている。

2016年7月から、 ロボ・アドバイザー「楽ラップ」の提供を開始し、 スマートフォンから申込みができることや、 最低金額10万円で自動的に分散投資を行ってくれるラップサービスということで、 若年層や投資初心者のお客様からも大変好評をいただいております。 今後も楽天証券では、 幅広いお客様に、 資産形成の第一歩を踏み出していただくための新サービスを継続的に提供してまいります。

【楽ラップ】

  • 投資形態:       投資一任
  • 最低金額:       10万円
  • 投資対象:       国内の投資信託
  • 概要:             インターネット上で16個の選択式の質問に答えるだけで、 ロボ・アドバイザーが顧客各々の運用コースを診断し、 自動で運用を開始する。
  • 手数料体系(税込・年率):
手数料合計 手数料内訳
ラップサービスの運営・管理費用 組入れる投資信託の投資運用にかかる費用
最大0.990%※1 最大0.702%※2 最大0.288%※1

※1:投資信託の投資運用にかかる費用は、 組入投資信託の実質的な運用管理費用を基本資産配分で加重平均した場合の上限目標値を用い計算したもの。 実際は上限目標値を超えないように運用を行うが、 急激な相場変動等により、 一時的にこれを上回る場合がある。
※2:固定報酬率(投資顧問料、 運用管理手数料)の合計を指す。