ステート・ストリート、楽天証券へのマルチ・アセット・ポートフォリオ・サービス提供開始


ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA」)は、 楽天証券に対して、 革新的なマルチ・アセットポートフォリオサービス(MAPサービス)の提供を開始する。

MAPサービスとは、 分散ポートフォリオを設計するための、 価格競争力の高い投資信託とプロフェッショナルな投資助言を組み合わせたサービス。 世界屈指のパッシブ運用のリーディング・カンパニーでもあるSSGAはこのMAPサービスを、 楽天証券が7月から開始するラップ・サービス『楽ラップ』に提供する。 楽天証券が、 日本において初めてSSGAのMAPサービスをラップ口座に採用する会社となる。 今後、 SSGAでは、 同様に、 証券会社等に、 MAPサービスを通じたソリューションの提供を拡大していく予定。

楽天証券へのMAPサービスは、 『楽ラップ』へのSSGAの公募投資信託8ファンドの提供、 およびそれらを含めた『楽ラップ』で採用する株式公募投資信託の一部に対して、 下方プロテクションに対応するSSGAの提供するターゲット・ボラティリティ・トリガー(TVT)戦略※1のアドバイスを実施するもの※2。

MAPサービスによる戦略アドバイスを取り入れた『楽ラップ』サービスを利用することで、 個人投資家は、 SSGAが提供するグローバルレベルの高い専門性を享受することが可能となる。 このSSGAと楽天証券の共同の取り組みは、 これまで世界中の機関投資家に対する運用サービスで培ってきたSSGAのノウハウを、 満を持して個人投資家に届ける、 その第一歩となる。SSGAと楽天証券は、「今回の取り組みを通じて、 個人投資家の皆様の資産形成の支援を行ってまいります」と述べている。

※1 TVT戦略とは、 株式投資において大きい値動きのブレを一定の目標水準に収めるように、 投資比率を柔軟に調整する戦略のこと。 通常、 株式市場は値動きが大きい時に値下がりする傾向が強く、 TVT戦略により市場混乱期の値動きのブレと収益悪化を抑制することが期待される。

※2 楽天証券へのMAPサービスは、 全ての運用コースや資産クラスに適用されるものではありません。

MAPサービス・TVT戦略についての詳細⇒ ssga.comまたはssga.com/maps/jp