イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリング・フィリピン株式オープン」は2013年6月17日より東海東京証券にて取扱いが開始された。
「イーストスプリング・フィリピン株式オープン」はファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行ない、主としてフィリピンの企業の株式等を実質的な主要投資対象とするファンドとして2012年9月28日に設定された。
イーストスプリング・インベストメンツでは、フィリピン経済とファンドついて次のように述べている。
農林水産大国として知られるフィリピンですが、近年は経済発展が顕著であり、新しい投資対象国として注目を集めつつあります。2012年の一人当たりの名目GDP(米ドル換算)の水準で見ると、日本の1970年代前半の水準に位置しており、今後も安定した経済成長を遂げることが期待されています。フィリピン株式市場の時価総額は近年順調に拡大しており、また代表的な指標であるフィリピン総合指数は昨年2012年に30回以上も高値を更新。2013年に入ってからもさらに度々高値更新を記録するなど堅調に推移しています。
堅調な株式市場を受け、同ファンドの第1期決算(2013年3月7日)における収益分配金は3,500円(一万口当たり、課税前)となった。フィリピンは若年層に厚みのある人口構成等から国内消費が順調に拡大を続けており、今後も内需拡大を背景に企業の収益が伸び、中長期的な観点でさらなる株価上昇が期待されています。
「イーストスプリング・フィリピン株式オープン」の純資産総額は約55億円(2013年5月末時点)、取扱い販売会社数は東海東京証券を含めると13社となった。
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