BNYインベストメンツ、成長性ある割安株に焦点を当てた米国大型株式に投資する投資信託を設定


グローバルな金融サービスを提供するバンク・オブ・ニューヨーク・メロン・コーポレーション(BNY、NYSE:BK)の一部門であるBNYメロン・インベストメント・マネジメントは、国内の個人投資家向けに「BNY 米国エクセレント・バリュー・ファンド」を、2024年7月5日に設定する。

「BNY 米国エクセレント・バリュー・ファンド」はファミリーファンドの運用形態であり、マザーファンドはBNYインベストメンツ傘下のニュートン・インベストメント・マネジメント・ノースアメリカに運用委託する。ファンドは、米国の金融取引所に上場している株式のうち、企業の本源的価値と比較して割安で投資妙味が高いと判断される企業の株式を実質的な投資対象として、ニュートンが長年にわたって実証してきたバリュー戦略の運用力と多角的なリサーチのプラットフォームを駆使して、投資家に魅力的な長期パフォーマンスを提供することを目指す。同ファンドは三井住友信託銀行が販売し、当初募集期間は6月18日から7月4日までとなる。

ファンドのポートフォリオ・マネージャーであるブライアン・ファーガソン氏は次のように述べている。

S&P500指数は2024年に史上最高値を何度も更新していますが、一握りのグロース株が指数全体を上昇させているのが実情です。構成銘柄数が多い指数は割高に見えますが、当社は、他社とは大きく異なったリサーチ・プロセスを通じて常に魅力的な株式の投資機会を見いだしているという実績があり、当ファンドが、クオリティの高い企業の株式を魅力的なバリュエーションで購入できる機会を日本の投資家に提供できると考えています

また、 BNYインベストメンツの執行役員リテール営業部長である齋藤一明氏は次のようにコメントしている。

当ファンドは、米国の優良割安銘柄へ厳選投資することにより、魅力的なリターンの提供を目指します。ニュートンは同様の投資戦略で運用するファンドを30年以上運用していますが、景気サイクルのどの局面においても良好なパフォーマンスを上げている実績があります。新NISAを活用し、海外株式投資で長期の資産形成を検討している日本の個人投資家にとって、当ファンドは力強い味方になると考えています。