JPモルガン・アセット・マネジメントは、2014年6月20日、「JPMグローバルマイスター」の募集を開始した。当初申込期間は6月20日から27日まで、設定日は6月30日。ファンドの販売は、6月20日より、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行、中銀証券で開始されたほか、6月30日には千葉銀行、7月15日には大分銀行で開始される。
「JPMグローバルマイスター」は、2013年7月の設定から1年未満で純資産総額が1,100億円を突破するまでに成長した「JPMジャパンマイスター」に続く、「JPMマイスターシリーズ」の第2弾となる。JPモルガン・アセット・マネジメントによると、「JPMマイスターシリーズ」は、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの運用力を結集した、中長期の資産運用に活用できる株式ファンドというコンセプトで多くの共感を得ており、今回の「JPMグローバルマイスター」では新たに世界株式への投資機会を提供している。
【ファンド設定の背景】
景気回復、グレートローテーション本格化を背景に、高まる株式の重要性
世界的に景況感が改善し、金利上昇に伴う債券価格の下落が予想される環境下、株式投資の有効性が高まってきている。そうした中で、昨年来、投資家の資金が債券から株式へと向かうグレートローテーションが着実に進行しています。JPモルガン・アセット・マネジメントは、このタイミングで「JPMグローバルマイスター」の提供を開始することにより、投資環境が大きく変化する中で重要性が増す株式への投資機会を、時宜を逃さず届けることを目指す。
NISA導入による中長期的な資産運用ニーズの高まり
今年1月の少額投資非課税制度(NISA)導入をきっかけに、中長期的な資産運用を志す投資家層が拡大している。「JPMグローバルマイスター」は、世界の株式に分散投資して中長期的な成長を目指すファンドであり、JPモルガン・アセット・マネジメントでは、長期投資に適した金融商品へのニーズの高まりにも合致するファンドと位置付けている。同社では、多くの個人投資家が安心して長期にわたり運用を任せることができる選択肢となるよう、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの運用力を結集して投資収益の最大化を目指す。
「JPMグローバルマイスター」の主な特長、魅力は以下のとおり。
1. 世界の株式に投資・・・成長性があり、かつ株価が割安と判断される世界の企業の株式に投資を行なう。
2. さまざまな投資環境を的確に捉えた、枠を設けない機動的な運用・・・投資する企業の国や業種、時価総額の規模に枠を設けず、世界の大型株から中小型株までを投資対象として、トレンドを的確に捉えた投資アイデアを発掘する。
3. J.P.モルガンの情報網と英知を結集した運用・・・世界30ヵ国以上に広がる「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループのネットワークを活用し、豊富な経験と実績を有するチームが運用を行なう。
JPモルガン・アセット・マネジメントでは、ファンドの設定にあたり、「世界株式への投資機会を提供する新たなラインアップとしてJPMマイスターシリーズに加わったJPMグローバルマイスターを通じて、より幅広い投資家ニーズに応え、中長期的な資産形成に貢献できるよう努めてまいります」と述べている。
【関連リンク】
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