株式会社マネーフォワードと、 株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、 資本業務提携を通じて、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の利用者向けに、理想的な運用商品・金額を提案する機能や、現在の保有資産・投資額に応じた資産運用シミュレーション機能を共同で開発する。
なお、 sustenキャピタル・マネジメントは、 今後の更なる事業拡大を企図したシリーズBラウンドとして、 マネーフォワードが運営する「マネーフォワードファンド※1」、 NOW株式会社が運営する「Founder Foundry 2号投資事業有限責任組合」、 株式会社クレディセゾンのコーポレートベンチャーキャピタルである株式会社セゾン・ベンチャーズ、 伊藤忠商事株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、 総額6億円を調達する。
<SUSTENとマネーフォワードの資本業務提携について>
sustenキャピタル・マネジメントは、 「誰もが安心して暮らせるsustainableな社会の実現」を目指し、 2019年7月に設立された。sustenキャピタル・マネジメントによると、同社が個人向けに提供している完全成果報酬型おまかせ資産運用サービス『SUSTEN』は、利用者数や預かり資産、 運用パフォーマンスが順調に推移している。
マネーフォワードは、 これまで、 お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』や家計の見直しサービス『マネーフォワード 固定費の見直し』などの提供を通じて、 個人のお金の見える化から家計改善に向けたアクションをサポートしてきており、更なるサービスラインナップの拡充をめざしている。
sustenキャピタル・マネジメントは今回の資本業務提携について次のように述べている。
日本銀行の調べによると、 日本の家計金融資産は、 米国と比べて「株式・投信等」の割合が低く、 「現金・預金」の割合が半分以上を占めています※2。 マネーフォワードが提供する『マネーフォワード ME』の利用者の家計・資産データによると、 約6割が資産運用をしておらず、 かつ、 そのうち約半数は余剰資金があるにも関わらず資産運用をしていないことが分かっています。
『マネーフォワード ME』利用者を対象に実施した「投資に関するアンケート」※3では、 投資をしない理由は、 約8割が「正しい投資の知識が十分にないため」、 約5割が「どの金融商品に投資すると良いか分からないため」と回答しました。 また、 投資をするにあたって難しかったことは、 約2割が「投資を行うという意思決定」と回答しました。
マネーフォワードとSUSTEN(sustenキャピタル・マネジメント)は、 資本業務提携を通じて、 マネーフォワードが持つ家計・資産データとSUSTENが持つ独自の資産運用ロジックを組み合わせることで、 一人ひとりの家計・資産状況に合った理想的な運用商品・金額を提案する機能や、 現在の保有資産・投資額に応じた資産運用シミュレーション機能を共同開発します。
この新機能により、 投資の知識がないことに対する不安を解消し、 『マネーフォワード ME』の利用者1200万人※4が、 資産運用をより身近で安心できるものに感じられるきっかけを提供することで、 「貯蓄から投資へ」の流れをより推進することを目指します。
<イメージ図>
また、 2021年6月23日よりキャンペーンを開始し、 『SUSTEN』の認知拡大や送客を促進する。
<「SUSTEN×マネーフォワード ME 連携開始記念キャンペーン」を開始>
URL: https://moneyforward.com/sites/campaign/20210623_sustencpn/index.html
※1 「マネーフォワードファンド」は出資プロジェクトの呼称であり、 子会社設立やファンドの組成を伴うものではない。また個別案件における出資金額や比率は非公開となる。
※2 引用元:2020年8月21日 日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較 https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf
※3 『マネーフォワード ME』利用者に対する資産運用に関するアンケート 実査日:2021年5月21日~23日 回答者数:3,047人 調査方法:インターネットによる調査※4 『マネーフォワードME』アプリのダウンロード数およびWEB登録者数の総計