農林中金バリューインベストメンツ株式会社の「おおぶね」ファンドマネージャー奥野一成氏が2021年6月18日に東京証券取引所開催の “JPXアカデミー・オンライン講座【特別企画】(Webトーク&ライブ交流会)「これから学ぶ人のための、 シン『投資』考」~将来の不安感を期待感に変えよう!~”にゲストで登壇致した。
当日は、 各大学の「投資サークル」がキャンパスの枠を超えて多方面にわたり活動されている学生投資連合USIC(Union of Student Investment Clubs)の代表である八田潤一郎さん、 副代表の峰 慶多さん、 佐野 快斗さんにもオンサイトで出演頂き、 その他USICのメンバーもYouTubeライブで参加。 その他視聴者数含めると約560名の参加となった。
農林中金バリューインベストメンツによると、当日は冒頭USICの活動内容に関するプレゼンテーションを皮切りに、 東京証券取引所のバーチャル見学を開催。 その後、 ”基礎講義『「教養としての投資」を学ぼう』”と題して奥野によるミニ講義が実施された。その後のQ&Aセッション(USICとのトーク&ライブディスカッション)では時事問題を絡ませた書籍「教養としての投資」にかかる質問、 投資に関する疑問点、 キャリアや生き方に関する質問等、 約40分程度に渡り学生との熱いトークセッションが展開された。
農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC) CIO 奥野 一成氏は次のようにコメントしている。
今回このような、 現役大学生と議論を行うという大変貴重な機会を頂き、 嬉しく思っています。 コロナ禍の環境下、 折角の大学生活が思い通り進まなかったり、 就職活動等将来への不安が募る学生さんも多いと思います。 セッションでも何度も強調させて頂いた通り、 皆様の行動すべてが「投資」です。 他人モードの時間はなるべく最小限にして自分モードの時間を生きる、 すなわち「自分のオーナー」になることで自身の未来を切り開いていくマインドセットが何よりも重要です。 是非、 「構造的に強靭な人間」を目指して頑張って頂ければと思いますし、 このメッセージを若者に伝えていくべく、 今後もこのような機会がありましたら積極的に参加をしていく予定です。
奥野一成氏のプロフィール
農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC)常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。
日本における長期厳選投資のパイオニアであり、 機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開。 本業に加えて、 「日本人をもっと豊かにしたい。 」との思いから、 本来の投資のあり方とその哲学、 長期投資のコツ、 優良企業の見極め方などを歴史的な背景や豊富な実例を交えながら幅広い層への啓蒙活動を行っており、 著書に『教養としての投資』(ダイヤモンド社)、 高校生と先生の対話形式でお金の仕組みを学ぶ『15歳から学ぶお金の教養 先生、 お金持ちになるにはどうしたらいいですか』(ダイヤモンド社)がある。 また、 2022年から高校の授業に「投資」が組み込まれることを背景に、 高等学校での投資教育講座で講師を務め、 若者の金融リテラシー向上に貢献する活動に取り組む。
1992年京大法学部卒、 ロンドンビジネススクール、 ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。 日本長期信用銀行入行。 長銀証券、 UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。 2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。 2014年から現職。 経済産業省 「サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)」委員(2021年5月~)。 経済産業省「サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」委員(2019年11月~2020年8月)。