楽天証券は、新NISAの使い方のヒントを提案する「NISAの使い方10箇条」を公開した。
NISA口座数業界No.1(※)の楽天証券では、520万人を超える顧客がNISA口座を利用している。新しいNISA制度が始まり半年が経ち、多くの顧客から、「つみたて投資枠と成長投資枠は併用したほうがいいのか」、「iDeCoとの使い分けはどうしたらいいのか」、「家族全体の資産で考えたほうがいいのか」など、NISA口座の使い方について相談や問合せが多数寄せられてきた。 楽天証券は、各種セミナーや、オンライン相談可能な「withアドバイザー(TM)」を通じて、顧客の疑問解決に努める中で、あらゆる層の顧客が多様な選択肢を持てる新NISAを、自身の資産づくりに有効活用する指針を提案することが、より多くの人に新NISAを有効活用してもらえるきっかけになると考え、以下の「楽天証券が考えるNISAの使い方10箇条」を公開した。
- まず「つみたて投資枠」から ‐成長投資枠は余裕があれば
- 毎月一定額を積立 ‐収入の10%からが目安
- NISAで利益を非課税にする ‐複利効果を加速
- 早くはじめる ‐それだけ運用に有利
- 投資先は複数に分ける ‐タイプが異なる資産に分散
- 長期で投資をつづける ‐短期の値下がりは気にしない
- NISAは必要なら売却 ‐非課税枠は翌年復活
- 年金目的ならiDeCo ‐60歳まで引き出し不可
- 状況に応じて銘柄を入替え ‐非課税枠復活を活用
- 家族全員でNISAを使う ‐ひとり1,800万円をフル活用
新NISAは、年間最大360万円、生涯で最大1,800万円までの投資で得られた利益が非課税になる制度。また、従前のNISAは、金融庁が定めた長期分散投資に適した投資信託への投資をする「つみたてNISA」か、国内株式や米国株式など、投資信託以外に株式やETFに投資ができる「一般NISA」どちらかのみを選択する必要があったが、新NISAでは、どちらの投資も併用でき、各金融商品への長期運用ができるようになった。 楽天証券によると、大きな制度変更がおこなわれた新NISAは、多様な使い方ができ、個人が豊かな老後を過ごすために必要な資産をつくるのに適した制度として注目を集めている。一方で、楽天証券では新NISA開始から半年が経った今、自分に適したNISAの活用方法に疑問を持つ人も増加傾向にあるように感じている。同社では、これからNISA活用を考えている人からすでに始めてみて疑問が出始めている人など、あらゆる人にNISAでの資産づくりの一つの指針として、「楽天証券が考えるNISAの使い方10箇条」を活用してもらい、自身や家族に適した活用方法を考えるきっかけになることを期待している。
楽天証券は次のように述べている。
楽天証券は、「資産づくりの伴走者」として、幅広いお客様のFinancial Well-Beingを最大化するべく、質の高いサービス提供と拡充に取り組み、お客様に「永く付き合いたい証券会社」として選んでいただけるよう努めてまいります。
※:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社・2024年3月末時点)」および各社ホームページ上での開示情報により、楽天証券にて集計