野村アセットマネジメント、「金融教育に関する意識調査2023」を公表


野村アセットマネジメントは、同社資産運用研究所が実施した「金融教育に関する意識調査2023」を公表した。今回の調査では、金融教育を受けた経験の有無、受講のきっかけや内容、今後の意向に加え、金融教育を提供している組織・人に対する認知、受講を希望する金融教育の提供者、家庭における金融教育などについてアンケートを実施した。

調査の概要は以下のとおり。

【調査対象】

20歳~69歳の10,664名を対象に、インターネットによる調査を2023年3月7日~10日に実施

 

【調査結果の要点】

  • 将来に向けた資産形成のために投資を行っている人は27%
  • 金融教育を受けたことのある人は14%、受けたことのない人は86%
  • 初めて金融教育を受講した時期は社会に出てからが多い一方、受講すべきと考える時期は大学までに、との回答が約6割を占める
  • 金融教育で学びたい内容は「資産形成(貯める・増やすこと)について」が39%と高く、その具体的な内容は「投資商品の種類や仕組み」が45%、「投資に関する税制」が41%、「情報収集の方法」が38%
  • 家庭での金融教育において、実際に子供・孫に教えた内容は「お金の大切さ」が31%、「お金の管理方法」が18%、一方「教えたことはない」が55%を占める

 

調査方法や調査結果の詳細→野村アセットマネジメントのホームページ(「金融教育に関する意識調査2023」http://www.nomura-am.co.jp/corporate/surveys/

野村アセットマネジメントは次のように述べている。

当社資産運用研究所は、今後も中立的な観点から調査、分析、報告を行うことで、資産運用・資産形成の一助となるよう、さまざまなステークホルダーの参考となる情報を提供していきます。

野村グループは、「Drive Sustainability.」というコンセプトのもと、サステナブルな社会の実現と社会的課題解決のためESG/SDGsに関連する活動を積極的に進める中で、金融経済教育の拡大にも取り組んでいます。