みずほ投信投資顧問は、「グローバル資源株ファンド」を7月31日に新規設定、運用開始する。同ファンドは、世界の資源株(鉱山株やエネルギー関連株をいいます)への投資を通じ、信託財産の中長期的な成長を目指すファンド・オブ・ファンズ。
みずほ投信投資顧問では、「グローバル資源株ファンド」の設定を前に、次のように述べている。
現在、世界の人口は新興国を中心に増加傾向にあり、経済規模においても、新興国の高い経済成長を背景に拡大すると見込まれています。このような新 興国を中心とした経済発展により、資源需要は中長期的に拡大していくことが予想されます。当ファンドは、『旺盛な需要の一方に、限りある天然資源』との構図に着目し、資源の需給バランスを背景とした資源株に投資機会を見出していきます。
当ファンドの運用は、ブラックロック・グループの資源株のスペシャリストである「天然資源チーム」が行います。同チームは、地質学博士や鉱山関連事業での就業経験者など専門性の高い人材で構成されており、鉱山・油田等の現地訪問を含む徹底した調査活動に基づいて、資源株の投資判断を行います。その経験や運用手法は、投資信託の評価会社からも高い評価を獲得しています。
ファンド資産の投資割合は、ブラックロック・グループの天然資源チームが運用を行う「鉱山株ファンド」に3分の2程度、「エネルギー株ファンド」に3分の1程度を基本とし、資源価格の上昇と企業の自助努力による成長と双方の要因を享受する資源株へ投資することにより、信託財産の中長期的な成長を目指す。
「グローバル資源株ファンド」の販売会社はみずほ銀行。分配は年4回。信託期間は信託設定日から2018年5月20日まで。当初申込み期間は2008年7月7日から同年7月30日まで、継続申込期間は2008年7月31日から。信託報酬は日々の信託財産の純資産総額に対して年率1.8165%(税込)。