三菱UFJ投信では、「三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド(毎月決算型)」を、新規に募集・設定する。「三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド(毎月決算型)」の主な特色は次の通り。
- 高い利息収入の獲得と中長期的な信託財産の成長をめざして、主に新興国の現地通貨建ての国債および国際機関債等に投資を行う。
- 運用にあたっては、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・グループのノウハウを活用し、同グループが運用する証券投資信託を通じて、投資適格の信用力(BBB-格相当以上)を持つ債券を中心に、厳選した10カ国に分散投資を行い、ファンド全体のリスク低減を図る。
- 原則として、為替ヘッジを行わない。
- 毎月10日を決算日とし、収益分配方針に基づき収益分配を行う。
- ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行う。
ポートフォリオ構築までの流れ
- 現地通貨建て債券への投資が可能な国の中から、世界銀行の所得分類(高所得国を除く)や格付基準(B+格相当以下の国を除く)を満たす国を選定し、投資候補国とする。
- 投資候補国について主に以下の観点から分析を行い、その変化の度合いを継続的に評価します。
・財務健全性などのマクロ経済
・制度面などの市場構造
・政治的・社会的な安定性
・債務支払いに影響を与えるイベントリスクの有無など - 金利および為替の割安/割高分析を行う定量評価モデルを活用し、投資候補国間の相対的価値を分析する。
- 2と3の分析結果をもとに、定性判断を交え最終的に割安と判断される10カ国を選定し、投資配分を決定する。
「三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド(毎月決算型)」の当初募集期間は2007年7月30日(月)から2007年8月13日(月)まで。 設定日は2007年8月14日(火)。信託期間は約15年。信託報酬は純資産総額の年0.88%(税抜)。投資を行う投資信託の信託報酬は年0.82%(税抜)であるため、受益者が負担する実質的な信託報酬率は、年1.70%(税抜)となる。販売会社は三菱東京UFJ銀行。