日本初のテーマ投資型オンライン証券サービスを展開する株式会社FOLIOは、新たに「北陸」、「名古屋」、「東海」、「甲信越」の4つのテーマを、 2018年7月25日(水)に公開した。
FOLIOが提供する次世代型投資サービスは、『世の中を変える先端テクノロジー』や『ワクワクを投資に活かす』といった10のカテゴリーの中に、趣味や嗜好にあわせた「VR(仮想現実)」や「e-Sports」、「コスプレ」といった約60のテーマを用意。FOLIOによると、そのテーマを選ぶだけで関連した10社の有望企業に簡単に株式投資ができ、選んだテーマと企業の関係性や、そのテーマが市場でどのような盛り上がりを見せているかなども把握することができるため、 投資への興味がさらに広がる。
今回新たに公開された4つのテーマ「北陸」、「名古屋」、「東海」、「甲信越」は、『ふるさと投資』カテゴリーに追加される。『ふるさと投資』では、その地域に根付いた企業を中心にテーマが組成されており、これまで「東北」、「大阪」、「九州」、「京都」、「神戸」、「中国・四国」の6つのテーマを公開していた。FOLIOでは、「今年にかけて大きな自然災害が続き、 「地元や出身地を投資で応援したい」というニーズが高まりつつあり、 『ふるさと投資』カテゴリーに新テーマを追加公開するに至りました」とコメントしている。
今回公開されるのは、「医薬品や観光、 機械工業で活気づく『北陸』」、「自動車産業やユニークな名企業が集う『名古屋』」、「自動車産業や次世代向けモノづくりのメッカ『東海』」、「豊かな自然をベースに、 世界に通用する企業が育つ『甲信越』」の4つの新テーマ。各テーマの構成銘柄、 特長は次の通り。
FOLIOは、 ベータ版のリリースから1周年の節目を迎えた。この7月からAndroid・iOSアプリを公開したことで、 スマートフォンでもより簡単にテーマ投資を体験できるようになった。FOLIOでは、 今回新たに発表した4テーマを含め、 秋までに20ほどの新テーマの追加公開を予定しており、 あわせてサービスの大型のアップデートも予定している。
<新テーマ「北陸」構成銘柄> ※2018年7月26日時点の銘柄。
福井県、 石川県、 富山県で活躍する主力企業を選定したテーマ、 「北陸」
富山県は、 「越中富山の薬売り」に表されるように医薬品生産額が日本一※。 石川県は、「加賀百万石」の城下町としても有名で、 観光産業のほか、 建設機械、 繊維機械をはじめとする機械工業で活気づいている。福井県は海の幸や米の生産が盛んな、食の魅力も併せ持つ観光都市。また、繊維産業、機械産業、眼鏡産業も盛んで、 技術革新が急速に進む中、 これらの産業に先端技術の導入が図られています。 ※出典:厚生労働省・薬事工業生産動態統計より
<新テーマ「名古屋」構成銘柄> ※2018年7月26日時点の銘柄。
クルマだけではない、 個性的グローバル企業の集う都「名古屋」に本社を持つ企業を選定
東京圏、大阪圏と並ぶ、三大経済圏の一つ、海の中心である名古屋。自動車産業だけではなく、次世代事業や全国チェーンの喫茶店など、全国的にも有名な個性のある企業が集まっている。FOLIOによると、そんな名古屋は、リニア中央新幹線の開業に向けて、名古屋駅前を中心とした大規模再開発が進んでいることからも、今後も発展していくことが期待される。
<新テーマ「東海」構成銘柄> ※2018年7月26日時点の銘柄。
東海4県(静岡県・愛知県・三重県・岐阜県)に本拠地を置く企業を選定したテーマ、 「東海」
東海エリアは、日本最大の生産額を誇る「中央工業地帯」を形成し、自動車の完成品メーカー、 大手部品メーカーなどがこの地に集積している。 次世代向けモノづくりも積極的で、自動車に並び、 航空機部品にも力を入れている。また、東海地方は土地の利を活かした「物流」も発達しており、商業物流のトップやサード・パーティー・ロジテクスのパイオニアが東海地方に本社を置いている。さらに、東海地方ではモーニング文化や浜松餃子、富士宮焼きそばなど「安くておいしい」独特の外食文化が形成され、全国的に愛されるチェーン店が本社を置いている。
<新テーマ「甲信越」構成銘柄> ※2018年7月26日時点の銘柄。
甲信越地方(山梨県・長野県・新潟県)に本拠地を置く企業を選定したテーマ、 「甲信越」
山梨県は、日本一位のブドウの産地で、日本ワインの生産量・出荷量ともに全国一位(山梨県HPより)。また、ロボット技術を取り入れた工作機械の製造も盛んに行われている。長野県は、 カメラ、 腕時計、 オルゴールなどの精密機械工業が発展したほか、県内各地に電機・一般・輸送用機械関連の企業が定着。 新潟県は、 米の生産量で日本一※を誇り、また、金型や精密加工をはじめ、材料・表面処理、 鋳造・鍛造、金属プレスから食品加工などまで、 モノづくりには欠かせない高度な基盤技術が集積している。 ※農林水産省「平成29年産水陸稲の収穫量」より