野村證券、「ESG商品ラインアップ」を新設


野村證券は投資を通じた持続可能な社会の実現と顧客の中長期的な資産形成をテーマに、 2020年7月27日より「ESG商品ラインアップ」を新設し、 同ラインアップ内で新ファンド「野村ブラックロック循環経済関連株投信」の取扱いを開始する。 また2020年8月3日より「野村ではじめる「ESG投資」応援キャンペーン」を開始する。

野村證券では、 新型コロナウイルス感染拡大以降さらに注目が高まりつつあるESG/SDGsを後押しし、 持続可能なよりよい社会を築くため、 また現在起こっている社会問題などに投資を通じた社会貢献が実現できるよう、 同社取扱い投資信託の中から厳選し、 「ESG商品ラインアップ」を新設した。

また、 「野村ではじめる「ESG投資」応援キャンペーン」を2020年8月3日より開始する。同キャンペーンは、 野村證券が取扱う投資信託の中から厳選したSDGs(持続可能な開発目標)の目標に貢献する対象ファンドを、 投信積立で購入した顧客に毎月の購入時手数料相当額をキャッシュバックするもの。

さらに、 新規申込特典として2020年8月3日より2020年11月30日までに対象ファンドを投資積立で新たに申込みした先着1万名に、オリジナルエコバックをプレゼントする。

なお、 ESG商品ラインアップの新設にあわせ、 新商品として、 サーキュラーエコノミー(循環経済)の観点で世界の株式に投資する「野村ブラックロック循環経済関連株投信」の取扱いを開始する。 野村證券によると、サーキュラーエコノミーとは、 持続的に再生し続けられる経済環境を指す概念のことで、 これからの経済活動の主流となるべく、 国・政府によって推進されている世界全体での経済成長戦略のひとつ。 また、 SDGsと関連づけられ、 主要国首脳会議での主要トピックになるなど、 重要なテーマとなっている。

 

野村證券は次のように述べている。

野村グループは、 創業者 二代目野村徳七が説いた「証券報国こそは野村證券の職域奉公の実体にして、 あくまでもこれを貫徹すべく」という言葉を大切にしています。 本業を通じて国に貢献する、 この考えは時代を超え、 当社の企業理念にある「金融資本市場を通じて真に豊かな社会に貢献する」というミッションに受け継がれています。