イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリングUS投資適格債ファンド・為替ヘッジ付(毎月決算型) 愛称:USAボンド毎月」および「イーストスプリングUS投資適格債ファンド・為替ヘッジ付(年2回決算型) 愛称:USAボンド」について、2016年8月1日よりSMBC日興証券にて取扱いが開始された。
同ファンドは、主として米ドル建ての投資適格債券を主要投資対象とする投資信託証券(USIGボンド・ファンド*)に投資を行い、安定した収益の確保と信託財産の成長を
目指して運用を行う。外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行う。また、「毎月決算型」と「年2回決算型」の決算頻度の異なる2つのファンドを設定し、
USIGボンド・ファンドの運用は、同社最終親会社グループの米国の運用拠点、ピーピーエム アメリカ インク(拠点:米国シカゴ)が行う。
* ルクセンブルグ籍外国投資法人「イーストスプリング・インベストメンツ‐USインベストメント・グレード・ボンド・ファンドクラスJJDM(円ヘッジあり)」を指す。
同ファンドは主要投資対象であるUSIGボンド・ファンドを通じて主として米ドル建ての投資適格債券、中でも民間企業が発行する社債を中心に投資を行う。投資適格社債は、一般的に信用力が高いとされている国・政府が発行する債券と比較すると信用力が低い一方で、相対的に高い利回り水準が期待される。また徹底的な銘柄分析を実施し、主に取得時にBBB-*相当以上の300銘柄以上に分散して投資を行う。信用力についても相対的に高い信用力を有する投資適格債券を投資対象としている。さらに外国債券投資に伴う為替変動リスクは為替ヘッジにより低減を図る。
* 格付けの表記は格付け会社によって異なる。
イーストスプリング・インベストメンツでは、次のように述べている。
日銀のマイナス金利政策継続の影響による金利低下により、国内債券やMMF(マネー・マネージメント・ファンド)等での運用が困難になる等、安定的な資産運用を望む投資家に投資機会を提供することが難しい状況となっています。当社は、こうした環境においてもリスクおよびコストを抑えつつ、魅力的な利回りを実現が期待できる運用商品として本年5月に当ファンドを設定いたしました。主要投資対象であるUSIGボンド・ファンドの為替ヘッジコスト考慮後の利回りは1.8%* (2016年6月末時点)と、主要先進国債券の他の資産クラスと比較しても魅力的な水準となっています。また、当ファンドの基準価額は、6月23日の英国の欧州連合(EU)離脱に関する国民投票で離脱派が勝利したことからリスクオフ(回避)の動きが見られた局面においても安定的に推移しています。
* 2016年6月末時点の利回りから、同時点の直物価格と3ヵ月先渡価格の価格差に基づき算出、年率換算したヘッジコストを差し引いて計算。実際の為替ヘッジコストおよび為替ヘッジ後の利回りとは異なる。
同ファンドの取扱い販売会社数は今回SMBC日興証券が加わり、SBI証券、岡三にいがた証券、髙木証券、播陽証券(年2回決算型のみ取扱い)、むさし証券、楽天証券の計7社になった。イーストスプリング・インベストメンツでは、「マイナス金利時代のコア資産として、幅広い投資家の皆様に当ファンドをご活用いただきたいと考えています。当社はアジアを中心としたグループのグローバルネットワークを最大限に活用して、引き続き日本の投資家の皆様の中長期的な資産形成に貢献できるよう邁進してまいります」と述べている。