独自のアルゴリズムに基づき、 一人ひとりに最適な資産運用サービスを低コストで提供する株式会社お金のデザインは、8月24日(木)にロボアドバイザー THEOを全面刷新し、 新しい資産運用の仕組みを提供する。
■新しいTHEOの3つの「1」
- 「1」万円からはじめる資産運用 : 始めやすく、 続けやすい。 積立機能と合わせて資産形成を徹底的・長期的にサポート。
- 「1」 %の運用報酬 : 全部おまかせで、 投資一任報酬は預かり資産の1%(税抜・年率)のみ。
- 「1」 から見直した設計 :難しい質問をなくしました。 プロフィール情報を入れていただくだけで、 自動的にTHEOが運用プランを作成する「THEOにおまかせ」モードを搭載。
■新しいTHEO、 ユーザー目線で“1”から見直しを実施
お金のデザインでは、同社のMissionを「人とお金の新しい関係を創る」と定めており、 また大切に思う価値の筆頭として “Users First” を掲げている。 徹底的なUser First とは、顧客のニーズを理解していくだけではなく、 よりふさわしいサービス作りを行うことと考えている。
今回の新しいTHEOでは「使いやすい・わかりやすい」ということをどう実現するかを考え、 THEOの設計をゼロから見直し、 下記2つを新しいTHEOのコンセプトとして定めた。
- 「はじめやすく、 続けやすい仕組み」を提供する
- 質問を無くし、 定量属性に基づいてポートフォリオを作成する
1.「はじめやすく、 続けやすい仕組み」
最低開始金額を1万円にした。 お金のデザインが2015年にTHEO開始前に実施した調査では、 希望する投資開始金額は、 5万円以下が70.3%という結果だった。
「はじめやすい」仕組みの一つとして、 1万円から始められるようにし、 またTHEO積立を併用することで長期の資産形成をサポートし、 「続けやすい」仕組みを構築する。
お金のデザインでは、次のようにコメントしている。
まずは「はじめて」いただく、 始めていただいてから、 資産運用のことをより深く理解していただけるよう情報の定期的な提供をさせていただく。 それが新しいTHEOの仕組みです。
2. 質問を無くし、 定量属性に基づいてポートフォリオを作成
THEOの特徴の一つであった“5つの質問”をなくた。 また、 正確なポートフォリオ作成のために入力項目を絞り込み、 基本的なプロフィールを入力するだけで、 あとはTHEOに“すべてお任せ”する仕組みに変更した。
お金のデザインによると、お客さまの声として、 5つの質問の中でも、 わかりづらい・答えられないというものがあり、 過去のデータからも、 THEOが考える質問と顧客の判断・行動にギャップがあることもわかった。 正確に答えられないのであれば質問をするべきではないという考えのもと、 今回の新しいTHEOでは質問項目を無くした。
■顧客が入力する情報
難しい金融用語を使わず、 またわかりづらい金融ならではの質問は一切しない。 また年齢に応じた平均的な数値を表示することで、 より判断しやすいようにした。 現在のTHEOで実施している質問と、 今回の新しいTHEOから顧客に尋ねる情報は下記の5つ。
新しいTHEOでは、 上記の情報を入力すると、 10年後の資産の予測を表示する。これにより、 長期の資産形成を具体的に、 また直感的に顧客が理解できるようにする。
■「THEO におまかせ」モードについて
- 顧客が入力したプロファイルにもとづき、 THEOが資産配分を算出する
- 1年に1回、 年齢や市場データに応じて資産配分を自動的に変更する
- 運用開始後、 年間2回までプロファイリングを変更することができる。 ただし変更は必須ではない。
- 現在THEOを利用している顧客も「THEOにおまかせ」モードに変更が可能。 THEOへログイン後、 メニューの「ポートフォリオ」から資産運用方針を確認できる。 変更は、契約お申込み後にメニューの「おまかせ運用」から行える。 契約申込みの途中では変更できない。