JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社は、8月18日より「JPM新興資源大国株投信」の募集を開始する。ファンドの設定は8月28日で、野村證券で販売される。
同ファンドは、マザーファンド「JPM新興資源大国株投信マザーファンド(適格機関投資家専用)」を通じて、成長著しい新興国の中でも、とりわけ多くの資源を保有する「新興資源大国」(ブラジル、ロシア、南アフリカ、および中東諸国)の株式に分散投資する。様々な業種の中から収益性・成長性などを総合的に勘案して選択した銘柄に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指す。為替ヘッジは原則として行わない。
JPモルガン・アセット・マネジメントは「JPM新興資源大国株投信」の募集開始の発表にあたり次のように述べている。
「新興資源大国」ではエネルギー資源のほか、鉱物資源、さらに昨今注目が集まる農畜産物なども多く産出、生産されています。世界的な資源需要の高まり、昨今の活況な商品相場を受けて、「新興資源大国」は豊富な資源を他国に大量に輸出し、輸出額は増加傾向にあります。また、これら資源の輸出などによる歳入の増加をベースにインフラ整備を図っており、基礎産業や関連産業が成長するとともに、国内の消費市場の拡大に結びつくことが期待されます。資源の輸出や内需拡大により「新興資源大国」の経済は概ね堅調で、株式市場の成長が期待できます。当ファンドはこうした「新興資源大国」の様々な産業の成長性に着目し投資を行います。
「JPM新興資源大国株投信」の信託期間は10年(2018年8月27日まで)。信託報酬は純資産総額に対して年率1.9845%(税抜1.89%)を乗じて得た額。申込価格は当初申込期間は1口当り1円、継続申込期間は取得申込日の翌営業日の基準価額。信託財産留保額は換金申込日の翌営業日の基準価額の0.5%。当初申込期間は2008年8月18日(月)から2008年8月27日(水)まで。継続申込期間は2008年8月28日(木)から。設定日2008年8月28日(木)。手数料の上限は3.675%(税抜3.5%)。販売会社は野村證券。
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