お金のデザイン、フルモデルチェンジしたTHEO [テオ]8月24日より提供開始


株式会社お金のデザインは、 2017年8月24日(木)よりにロボアドバイザー THEOを全面刷新した。

新しいTHEO、 ユーザー目線で“1”から見直し

お金のデザインでは、「人とお金の新しい関係を創る」を同社のミッションと定めており、 また大切に思う価値の筆頭として “Users First” を掲げている。 お金のデザインでは、徹底的なUser First とは、顧客のニーズを理解していくだけではなく、よりふさわしいサービス作りを行うことと考えている。

今回の新しいTHEOでは「使いやすい・わかりやすい」ということをどう実現するかを考え、 THEOの設計をゼロから見直し、 下記2つを新しいTHEOのコンセプトとして定めた。

1.「はじめやすく、 続けやすい仕組み」を提供する

最低開始金額が1万円に変更となる。 「はじめやすい」金額を設定すると共に、THEO積立の併用を勧め、 長期の資産形成をサポートして「続けやすい」仕組みを提供していく。

お金のデザインでは、「学んでから資産運用を始めるのではなく、まず始めていただき、定期的な情報のご提供を通じて、 資産運用のことをより深く理解していただけるようにしてまいります」とコメントしている。

THEOは運用金額が10万円になった時点で資産運用方針に近いポートフォリオを組めるように買い付けを行う。運用額が少額の場合は銘柄数が少なくなるので、設定した資産運用方針と実際に保有するポートフォリオに乖離が出る可能性がある*1。 ただし運用資産が増加することで緩和される。

*1 例えば、 運用額が1万円で資産運用方針がグロース60%、 インカム30%、 インフレヘッジ10%のとき、 1万円でグロースのETFをひとつ買うと、 実際のポートフォリオはグロース100%、 ほかが0%になる。

2.質問を無くし、 定量属性に基づいてポートフォリオを作成。 また「THEOにおまかせモード」を搭載

■投資診断からシミュレーション提示へ

新しいTHEOではユーザーは基本的なプロフィール情報を入力するだけとなる。 投資診断を廃止し、 預金をTHEOに変えた効果を具体的にイメージできる『預け替えシミュレーション』に変更した。

お金のデザインでは、次のように説明している。

多くのお客さまにTHEOをご利用いただくようになり、「5つの質問の中でも、 わかりづらい・答えられない」というお客さまの声が増えてきました。また、過去のデータからも、THEOが考える質問とお客さまの判断・行動にギャップがあることもわかってきました。

難しい金融用語や質問は一切無くしました。また、年齢に応じた平均的な数値を参考として表示することで、 よりお客さまが入力する際に判断をしやすいようにしました。

下記の情報を入力すると、 10年後の資産の予測を表示する。 これにより、 長期の資産形成を具体的に、また直感的に顧客が理解できるようにする。

  1. 年齢
  2. 現在の年収
  3. 毎月の貯金の目安
  4. 現在の金融資産額
  5. THEOをいくらから始めたいか

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■「THEO におまかせ」モードについて

新しいTHEOでは、「THEOにおまかせモード」を搭載した。(顧客が自身で資産運用方針を設定する「自分でカスタマイズモード」も引き続き利用できる。)

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  • 顧客が入力したプロファイルにもとづき、 THEOが資産配分を算出する。
  • 日々の運用は「THEOにおまかせ」「自分でカスタマイズ」どちらのモードでもロボアドバイザーが自動で行う。
  • 1年に1回、 年齢や市場データに応じて資産配分を自動的に変更する。
  • 運用開始後、 年間2回までプロファイリングを変更することができる。 ただし変更は必須ではない。
  • 現在THEOを利用している顧客も「THEOにおまかせ」モードに変更が可能。 THEOへログイン後、 メニューの「ポートフォリオ」から資産運用方針を確認できる。 変更は、 契約申込み後にメニューの「おまかせ運用」から行える。 契約申込みの途中では変更できない。

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