セゾン投信は2015年8月26日付で、フィデューシャリー宣言を行ない、投資信託運用業者として「顧客のため」にのみ資産運用業務に従事し、専ら長期投資に努めることを公約した。また、それを実践するにあたって、当該事業継続に必要な合理的報酬のもと、一切の利益相反行為を排除することを確約し、すべての顧客に向けて明文化し公表した。
セゾン投信では、フィデューシャリー宣言を行なうに当たり、次のように述べている。
今般の宣言は、本年7月に公表された金融庁モニタリングレポートにおいて、投資運用業者が顧客への忠実義務たるフィデューシャリーデューティの履行を求めていることに呼応するものでありますが、セゾン投信は、でありますが、そもそもセゾン投信はそうした要望以前に創業以来当該理念を自ら掲げてその実践に叶う直接販売を旨として貫いており、今般業界に先がけて「フィデューシャリー宣言」を行うのは、日本の生活者が誰でも安心して長期資産形成へと行動出来る土壌づくりを先導する者としての、自覚と社会的責任を改めて皆さまに示す、セゾン投信自らの意志表明でもあります。セゾン投信は、「フィデューシャリー宣言」のもと、運用能力の更なる向上と、それを実現するための人材育成に注力し、お客さまの利益のため一意専心に努めて参ります。
《フィデューシャリー宣言》