日本FP協会は、毎年11月の第1土曜日を「FPの日」(今年は11月3日)とし、その前後の10月20日~11月25日に、同協会が認定するFP(ファイナンシャル・プランナー)のCFP・AFP認定者による「くらしとお金」についてのセミナーや相談会などを全都道府県で開催する(参加無料)。
同イベントは、地域の方々に「ファイナンシャル・プランニング」が生活していくうえで必要なリテラシーであることを実感してもらうことと、その専門家であるFPの存在を身近に感じてもらうことを目的に実施している。FP協会によると、今年で15回目の開催を迎え、これまで延べ10万人を超える生活者が参加した。
毎年、地域の特性に応じて、くらしとお金に関するさまざまなテーマでセミナーを開催しているが、今年は人生100年時代に備えた「ライフプラン」や「住まい」、「資産形成」をテーマとしたセミナーが開催される。また、将来の家計収支を予測する「キャッシュフロー表」の作成など、ワークショップ型のセミナーも増えている。
日本FP協会では、次のようにコメントしている。
「FPの日」は、日頃感じている「くらしとお金」に関する疑問や不安について、セミナーに参加したり、直接FPに相談することができ、誰でも気軽にご参加いただけるイベントです。昨年は、全国でセミナーに8,735名、相談会には613組にご来場いただきました。なお、最も多かった相談テーマはライフプラン(35.1%)、次いで、資産運用(16.3%)、保険(14.4%)、住宅(12.6%)でした。当協会は、人生100年時代に寄り添い、聴くだけのセミナー提供に留まらず、家計管理・生活設計のベースとなるキャッシュフロー表の作成などの体験を全国に広めていくことを目指し、安心できるライフプランの実現を支援してまいります。
<開催概要>
名 称:FPの日(参加無料)
スローガン:ひとりひとりの夢をかたちに
開催日・会場:2018年10月20日~11月25日(全国のイベント会場等)
主 催:NPO法人日本FP協会
後 援:金融庁、消費者庁 他
各地におけるイベントスケジュール→http://www.jafp.or.jp/know/fp/fp_day/