セゾン投信株式会社は、金融庁が公表を行った「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI(以下、「共通KPI」)」3指標(運用損益別顧客比率、投資信託の預り残高上位20銘柄のコスト・リターン、投資信託の預り残高上位20銘柄のリスク・リターン)の実績を次の通り公表した。
セゾン投信株式会社の代表取締役社長 中野晴啓氏は次のようにコメントしている。
すべての投信販売金融機関に開示を促す今般の共通KPIは、顧客の利益を度外視して専ら自社利益 ファーストが常識化して来た既存業界全体のあり方を抜本的に是正し、その転換が出来ぬ金融機関の 淘汰へとつなげる政策意図が内包されていると考えます。同時にお客さまにとっては、当該データの客観的 比較が可能となることで、真の顧客本位を実践する金融機関を容易に選択し得る「見える化」の環境が 整うことになるでしょう。
もとより当社は「お客さま全部主義」の理念に立脚し、お客さまの利益の追求に向けた最善の努力を行動 規範に据え、最適と考える投資行動への徹底した勧奨を貫いてきたことで、他社を凌駕するデータを世間 に示すことが出来ると考えております。今後とも、顧客本位の業務運営におけるKPIの公表を好機と捉え、 その開示に向けて役職員一同、叡智を結集させて努力してまいります。