「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(愛称:クアトロ)」、純資産総額が1,000億円超に


ピクテ投信投資顧問株式会社が運用する「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(愛称:クアトロ)」は、2020年9月4日、純資産総額1,000億円を超えた。

クアトロは、ピクテが運用するファンドも含め世界中の株式や公社債など様々な資産に投資する。投資対象ファンドは50を超え、すべて運用実績を有している。その中から、市場環境に応じて配分や投資資産を変更する。また、オルタナティブ戦略も積極的に活用し、長期的により安定したリターンの獲得を目指す。

ピクテ投信投資顧問では、次のように述べている。

分散投資はピクテが長年培ってきた資産保全の大原則です。しかし単純に分散すればよいわけではなく、各資産の相関とリスクを分析し、徹底的にリスクを分散させます。資産保全を目的とする世界の富裕層から支持を得てきた高度な運用戦略を日本の投資家の皆さまに向けて体現したのがクアトロです。

2013年12月12日の設定来、クアトロは日本において着実に純資産を拡大してきた。現在、販売会社数は46社(銀行25行、証券会社21社)にのぼる。世界的な低金利の長期化が見込まれる中、コロナショック後もクアトロの資産は増加傾向にある。

株式などリスクがある資産に投資をするクアトロは、相場の下落局面ではどうしても影響を受ける。しかし、過去3回の波乱相場(2016年の英国のEU離脱、2018年の米中貿易戦争や米国利上げ懸念の局面、2020年のコロナショックにおいて、粘り強さを発揮してきた。

ピクテ投信投資顧問はさらに次のように述べている。

ピクテは世界の投資家からの信頼を獲得することで、独立系運用会社として200年以上資産管理・運用業務を行ってきました。信頼を高めて、投資家の皆さまに投資信託の魅力を理解していただくには、適切なリスクに見合った、適切なリターンを享受していただくことが必要です。

現在のように、世界的に金利が大きく低下している投資環境下で投資家の皆さまの期待に応えるには、我々運用会社が提供する運用手法とそのアドバイス能力を相応に高度化することが不可欠です。

弊社は、ピクテ・グループが215年の歴史の中で培った運用ノウハウおよび独自のグローバル・ネットワークを生かし、中長期的な資産形成に適したファンドを通じて、国際分散投資の機会を日本の投資家の皆さまにご提供して参ります。