カブドットコム、Finatext社及びナウキャスト社とのアドバイザリーサービスの共同開発を開始


カブドットコム証券は、株式会社Finatextと株式会社ナウキャストと協働で日銀OB等を中心に構成され金融市場の観測や統計分析の領域で高いスキルセットを保有する両社と、2012年よりいち早くAPIサービス(kabu.com API)を提供する等、個人投資家の取引環境のイノベーションを推進してきた同社のノウハウの融合による資産運用のアドバイザリーサービスの共同開発を開始する。

Finatextとカブドットコム証券は、2016年4月に協業を発表し、これまでFinatext独自のアルゴリズムを使用した個別銘柄ランキング「ソーシャルモメンタム」をkabuステーションの利用ユーザー向けに提供している。

さらに、カブドットコム社が定める一定の要件を満たす取引を行っていりう顧客より個別に希望・承諾を得た場合に限り、実際の取引記録等の分析に基づき、個別の顧客にマッチした運用手法や取引手法をFinatextとナウキャストのデータ解析技術により提示するよりハイクラスなプライベートアドバイザリーサービスを構築・提供することにより、顧客の投資成績の向上に貢献していく。

株式会社Finatextについて

2014年設立の東京大学発Fintechベンチャー企業。金融に関する豊富な知識・経験を基盤に、それを誰にでも分かりやすいUI/UXに落としこみ、非常に短い機関で開発を行う技術力を持ち合わせている。モバイル金融サービスの開発・企画・運営に強みを持っており、日本一株予想の集まるアプリ「あすかぶ!」やFXアプリ「かるFX」、投信選びをサポートするアプリ「Fundect」、そして独自の投資信託のデータベースである「AssetArrow」を開発・運営している。また、2015年度に行われたマレーシア最大の銀行Maybank主催のFintechコンテストにおいて日本企業で唯一選抜され優勝するなど、グローバル展開も注力している。

株式会社ナウキャストについて

ナウキャストは「経済の“今”を知る」ことが出来る世界の実現を目指し、ビッグデータ解析により、消費者物価指数を始めとする経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行う東京大学発Fintechベンチャー企業。東京大学経済学研究科渡辺努研究室における「東大日次物価指数(現:日経CPINow」プロジェクトを前身として2015年2月に設立された。現在リアルタイム統計データベースサービス「NowcaSTats」を展開し、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援している。