レオス・キャピタルワークス、アクティブ運用の「ひふみワールド」を新規設定


レオス・キャピタルワークス株式会社は、日本を除く世界の株式を投資対象としたアクティブ運用の公募型投資信託「ひふみワールド」を新規設定する。これに伴い2019年9月10日に有価証券届出書を関東財務局長に提出した。9月26日より、レオス・キャピタルワークス株式会社のウェブサイトを通じた直販のみで当初募集を始め、10月8日より運用開始する。

「ひふみワールド」の特徴は次の通り。

  • 海外の成長企業に投資する
  • 守りながら増やす運用に挑戦する
  • 顔が見える運用を行う
  • 為替リスクがある

レオス・キャピタルワークスでは、「ひふみワールド」の特徴の一つである「守りながら増やす運用」について、日々刻々と変化する株式市場に対応し、大型株・中小型株、グロース・バリュー、内需・外需、現金比率など様々な観点から中身を柔軟に入れ替え、例えばIT企業など成長企業の王道のような銘柄から、教育や日用品など様々な価値観を組み入れることで「打たれ強い」ファンドを目指し、さらに、リターンとリスクのバランスを意識し、顧客に長期的に保有してもらえるような運用を目指すことであると説明している。

また、顔が見える運用を行うという点に関しては、29年の調査・運用経験を有する湯浅 光裕氏が運用を担当する。同社代表取締役の藤野英人氏はCIO(最高投資責任者)として同ファンドに携わる。さらに、「ひふみワールド」の調査を担当するアナリストの氏名等もHPで公開することで顧客からの信頼の向上を目指す。

ひふみワールドの信託報酬は1.48%(税抜)。レオス・キャピタルワークスによると、国内で設定・運用されている海外株式(グローバル)・アクティブファンドの信託報酬の平均は1.67%(税抜)であるので、ひふみワールドの信託報酬は、それより低い水準に抑えられている。また、同社では、顧客の長期投資をサポートする制度「資産形成応援団」を設け、ひふみワールドを5年間保有した場合で年率0.1%、10年間保有した場合で年率0.25%の「ひふみワールド」の口数を顧客に還元することで実質信託報酬を値引きする。また、販売手数料はかからない(ノーロード)。

レオス・キャピタルワークスは、次のようにコメントしている。

今回新規設定するひふみワールドをはじめ、ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金の運用成績の向上、および質の高いサービス提供により、お客様の資産形成を長期にわたって応援できるよう努めてまいります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。