野村アセットマネジメント、新しい投資信託「3県未来ファンド(愛称:3県物語)」を設定


野村アセットマネジメントは、新たな追加型投資信託「3県未来ファンド(愛称:3県物語)」(以下「当ファンド」)を2023年10月27日に設定し、運用を開始する。静銀ティーエム証券が10月2日に取り扱いを開始する。

「3県未来ファンド(愛称:3県物語)」「3県未来ファンド(愛称:3県物語)」は、静岡県・愛知県・山梨県(以下「3県」)に関連する企業への投資を通じて、企業や地域経済を間接的に応援するファンド。野村アセットマネジメントによると、日本の製造業は、世界的にも高い優位性を持つ※1。その中でもこれら3県は、モノづくりが盛んな地域※2であり、世界シェアナンバーワン企業や、世界で唯一の製品を製造する高い技術力を持つ企業が多数存在する。

「3県未来ファンド(愛称:3県物語)」では、これら3県に本社・工場・営業所等がある企業のうち、トラディショナル企業(伝統的な老舗企業)とイノベーション企業(革新的な企業)の観点から組入候補銘柄を選定する。トラディショナル企業の観点では創業年数や配当利回りなどを用い、イノベーション企業の観点では総資産に占める研究開発費の割合やROE(自己資本利益率)などを用いて、組入銘柄の選定・投資比率を決定する。

野村アセットマネジメントは、「当社は今後も、世界のお客様から選ばれる、日本を代表する運用会社になることを目指して、競争力のある商品・サービスを投資家の皆様に提供していきます」と述べている。

 

 

※1日本は経済複雑性指標(ECI)のランキングで1995年以降世界1位を継続。ECIは複雑な製品を多品目輸出している国が高スコアとなる経済の多様性・洗練度を計測する指標であり、日本の国際競争力の高さと産業の成長ポテンシャルの高さを示す(出所:The Growth Lab at Harvard University. The Atlas of Economic Complexity.)。 https://atlas.cid.harvard.edu/

※2 全産業の付加価値に占める製造業比率は、愛知県39.3%、静岡県33.4%、山梨県31.7%と全国平均20.2%を大きく上回る(出所:経済産業省「経済センサス活動調査」 https://www.meti.go.jp/ 、2021年現在)。