ステート・ストリート、「米国株式インデックス・ファンド」を届出


ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、「米国株式インデックス・ファンド」を2017年9月13日に金融庁に届出した。

「米国株式インデックス・ファンド」は、米国の主要産業を代表する500社の株式で構成されるS&P500指数(円ベース)に連動するインデックス・ファンド。

S&P500指数は米国における主要セクターのトップ企業を網羅し、投資可能な米国株式市場時価総額の約80%をカバーする株価指数で、同ファンド1本で、世界中から収益を得る米国企業500社に投資することが可能になる。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズでは、次のようにコメントしている。

「米国株式インデックス・ファンド」は、米国株に幅広く投資をしたい方や、海外株に初めて投資をされる方のエントリー商品等として活用いただける投資信託で、つみたてNISA向けにも届出を予定しております。

個人投資家は、証券会社、銀行等の販売会社を通じて、同ファンドに投資をしていただくことが可能で、信託報酬は0.45%(税込み0. 486%)。ファンドが投資対象とするS&P500指数に連動するマザーファンドは国内機関投資家向けに2007年3月から運用されており、2017年9月1日時点の残高は177億円となっている。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長である髙村孝氏は、次のように述べている。

当社は10年以上にわたり、多くの国内機関投資家に向けてS&P500インデックス・ファンドを提供してまいりましたが、今回、『米国株式インデックス・ファンド』を、個人投資家の皆様に向け提供することになり、うれしく思います。これにより、機関投資家レベルの高い運用実績と精度を誇るファンドを個人投資家のポートフォリオに組み入れていただくことが可能になります。

米国ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、S&P500 インデックス・ファンド運用に関して豊富な経験と実績を持ち、また1993年1月からは米国初の上場投資信託ETF )であるSPDR S&P 500 ETF (ティッカーコード:SPY)を運用している。SPYは現存するETFの中で歴史のある、世界最大級のETF。同ETFは東京証券取引所にも重複上場している(証券コード:1557)。