JPモルガン・アセット・マネジメント、「JPMベスト・インカム(年1回決算型)/(毎月決算型)」を設定


JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社は、2014年9月17日、「JPMベスト・インカム(年1回決算型)/(毎月決算型)」を自己設定した。

「JPMベスト・インカム(年1回決算型)/(毎月決算型)」は、投資先ファンドを通じて、高いインカム収入や値上がり益が期待できるアセットクラスに投資するアロケーション型ファンド。投資先ファンド「グローバルインカムファンド」は2008年に設定され、5年以上の運用実績を誇る。JPモルガン・アセット・マネジメントによると、高いインカム収益の獲得を目指す「グローバルインカムファンド」の運用戦略は、グローバルな金利の低下やリタイアメント層のインカム収入に対するニーズに合致し、欧州や米国をはじめ、世界各地で支持を集めてきた。その結果、当運用戦略を採用するファンド全体の資産規模は堅調に推移し、2.7兆円に達している(JPMorgan Investment Funds–Global Income Fund、JPMorgan Income Builder Fund、JPMorgan Multi Income Fund、 JPMorgan Multi-Asset Income Fundの合計(2014年7月末現在))。

JPモルガン・アセット・マネジメントでは、「JPMベスト・インカム(年1回決算型)/(毎月決算型)」の設定にあたり、次のように述べている。

日本の個人投資家の間でも継続的なインカム収入を求める声が根強いことから、当社は日本の投資家向けに当ファンドを設定しました。当ファンドは、ハイ・イールド債券、株式、投資適格債券リート、新興国債券に加え、CB(転換社債)や優先株式モーゲージ証券等を含む幅広いアセットクラスを投資対象とし、市場環境や見通しに応じて、組入れるアセットクラスやその配分を見直す機動的な運用を行います。当社グループの運用力を結集し、世界中のあらゆる投資対象から、長期的に安定したインカム収入の獲得を重視し、魅力が高いと考えるアセットクラス、銘柄を厳選して組入れます。また、決算回数の異なる「年1回決算型」「毎月決算型」の2つのファンドを用意し、ニーズに合わせて選ぶことが可能となっています。

さらに、日本においては、足元では長らく続いたデフレからの脱却が進む中、将来のインフレ対策を目的として資産運用に踏み出す投資初心者の増加が見込まれます。当ファンドは、徹底したリスク管理の下、安定した利回りを重視する運用により、投資初心者をはじめとする多くの個人投資家が安心して運用を任せることができる選択肢となることを目指します。実際に、投資先ファンドにおいては、さまざまなアセットクラス、地域、銘柄への分散等を通じてリスク管理を行い、足元の組入れ銘柄数は1,500超、個別銘柄の保有割合は1%以下に抑えられています。また、少額投資非課税制度(NISA)導入をきっかけに投資家の裾野が広がりつつある中、NISA口座を活用した中長期的な資産運用にも適したファンドと位置付けています。

投資先ファンド「グローバルインカムファンド」の運用に当たっては、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループのグローバルネットワークを最大限活用する。「グローバルインカムファンド」は、グローバル・マルチ・アセット・グループによる市場予測や、世界各国の各アセットクラスの運用チームからの評価・分析を活用して運用される。「グローバルインカムファンド」の運用担当者は各アセットクラスの運用チームと日々情報交換を行い、市場環境等の変化に応じて、組入れるアセットクラスおよび配分を機動的に見直す。個別銘柄の選定は、各銘柄のリスクを考慮したうえで、インカム収入と値上がり益の観点から「グローバルインカムファンド」専用に各アセットクラスの運用チームが行う。