コモンズ投信、統合レポートワークショップ~日経統合報告書アワードグランプリ受賞「東京応化工業」との対話~を開催


コモンズ投信株式会社は、2024年10月3日(木)に「ザ・2020ビジョン」投資先企業である東京応化工業株式会社を招き、受益者・コモンズ投信・投資先企業の三者による価値の共創の場である「統合レポートワークショップ」を開催する。

コモンズ投信は、2009年のファンド運用開始当初より「対話による価値創造」を掲げてきた。投資先企業に対して一方的に「モノを言う」のではなく、友好的かつ双方的な対話を行うことで、企業とファンド、双方が持続的価値を創造できると考えている。そして、この対話の場に生活者であり最終消費者でもある受益者を加え、受益者・コモンズ投信・投資先企業の三者による価値の共創の場を継続して開催してきた。今回は、「ザ・2020ビジョン」投資先企業である東京応化工業株式会社を招き、統合レポートワークショップを開催する。

 

<東京応化工業との統合レポートワークショップについて>

統合レポート(統合報告書)とは、企業の売上などの財務情報と、環境や社会への配慮、知的資産、ガバナンスや中長期的な経営戦略等の非財務情報をまとめたもので、見えない価値を可視化する重要なツールのひとつ。

東京応化工業は、“社会の期待に化学で応える”をパーパスに掲げ、半導体製造・進化に欠かせないフォトレジスト(化学薬品)でグローバルシェアNo.1 の企業。

コモンズ投信によると、フォトレジストは、半導体製造に必要な薬品の中でも特に重要で、微細化技術に不可欠な製品。これまでは半導体製造における前工程において重要な製品だったが、今後は、後工程においても用途の拡大が見込まれる。また、半導体は歩留まり(良品率)を高める必要があり、東京応化工業はその際利用される高純度化学薬品においても強みを持っている。

さらには、足もとで急成長が続く生成AIで利用される、大量かつ高速の並列処理を得意とする半導体デバイス「GPU」向けにも部位ごとに高付加価値製品を供給するなど、成長分野での収益拡大も期待される。

投資家との対話においては、その重要なツールとなる2022年の統合報告書が日経統合報告書アワード2023においてグランプリを受賞。「競争優位性とビジネスモデルなど、読者に伝えたいことが伝わり、投資家が知りたい情報が網羅的かつ施策も含め具体的に開示されている。社長メッセージで企業価値向上策が明確に示され、CFOが非財務資本の長期的資産化に言及するなど統合思考が見事に結実した報告書。」と評価された。

 

<東京応化工業からのメッセージ>

本ワークショップ開催にあたり、同社からは「統合レポート2023では、研究開発型企業である弊社が長期的な視座から持続的な企業価値の向上を目指す姿を多面的に紹介しています。本レポートをお読みいただくことで弊社の成長戦略や、マテリアリティに対する取り組みへの理解が深まれば幸いです。当日は、弊社の統合レポートに触れて実際に抱かれた印象や、さらに興味をお持ちになった事項などを含めて、ぜひ忌憚のないご意見をいただければ幸いです。」とのメッセージをいただいております。

 

過去開催の統合レポートワークショップの様子

過去開催の統合レポートワークショップの様子

<参加者からの声>

参加者(個人投資家)にとって本ワークショップは普段なかなか直接会って対話することができない投資先企業のIR担当者と「統合レポート」というツールを使ってその企業について広く深く対話することができる貴重な機会です。「個人投資家としても、また社会人としても当該企業の取り組みや課題を深く知ることができ大変勉強になった」という感想を多数いただいております。

 

また、過去に登壇した企業の担当者からは、「コモンズ投信はインベストメント・チェーンの対話創出者の役割を担っており、投資先企業がコモンズ投信との対話だけでなく他ステークホルダーとの対話も行うことで総合的な企業価値向上を生み出している」との感想を得ている。コモンズ投信は、「企業とファンドの価値創造のための共同作業である『対話の場』にぜひご参加ください」とコメントしている。

【開催概要】

開催日時:2024年10月3日(木) 19:00~21:00

イベントタイトル:<会場開催>統合レポートワークショップ 日経統合報告書アワードグランプリ受賞「東京応化工業」との対話

詳細・申込: https://mf.commons30.jp/contents.php?c=info&id=i01j5t40t1c5eknzejjhbynkzm6&item

形式:会場でのセミナー・ワークショップ

会場:FEEEP銀座店

住所:東京都中央区銀座6-13-9 GIRAC GINZA 2F

定員:30名