バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)とバンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)が新ベンチマークに移行


米国ザ・バンガード・グループ・インクは米国東部時間2015年9月30日付で、米国東部時間2015年10月1日よりバンガード(R)・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)とバンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)が、FTSEの新ベンチマークに移行すると発表した。この2本のETFは、従来の大・中型株で構成されたインデックスから、大・中株に小型株も加わるFTSEオールキャップ・インデックスに移行する。

今後バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)はFTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスに、バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)はFTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックスに連動する。

▼詳細はバンガード・インベストメンツ・ジャパンウェブサイト
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/resources-learning/etf/vgk-vpl-move-to-allcap-indexes-detail.htm

今回の移行は、2015年6月に米国バンガードから発表された4本のバンガードETF(TM)のベンチマーク変更の一環。詳細はバンガードが2015年6月3日に公開した下記URLに掲載されている。

▼4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大 ~世界最大の新興国ETFであるVWOには中国A株も追加~
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/news-from-vanguard/etf-20150603.htm

【バンガード・インベストメンツ・ジャパンとバンガードについて】

2000年に設立され、今年15周年を迎えたバンガード・インベストメンツ・ジャパンの親会社であるザ・バンガード・グループ・インクは、米国フィラデルフィア州バレーフォージに本社をおく。バンガードは、運用するファンドを通じて投資家に所有される、「バンガードの株主=ファンドの投資家」というユニークな会社構造を採っている。外部株主が存在しないこの会社構造は、株主である投資家の皆さまのメリットを追求することだけに専心できる。さらに、バンガード独自の社風や投資哲学、経営方針をグローバルの各拠点すべてで推し進めることができる。バンガードは、グローバルで4,550億米ドル(約55.1兆円)のETFを含む約3.2兆米ドル(約388兆円)を運用する、世界最大級の投信会社。インデックスファンドを世界で初めて個人投資家向けに販売した会社として知られ、2001年以降は、インデックスファンドで培ったノウハウをETF(上場投資信託)においても発揮している。出所:バンガード(2015年8月末現在)