野村ホールディングス株式会社は、世界的なESG(環境、社会、ガバナンス)株価指数であるDow Jones Sustainability Indices(ダウ・ジョーン ズ・サステナビリティ・インデックス、以下「DJSI」)※のDJSI World(DJSIワールド)および DJSI Asia Pacific(DJSIアジア・パシフィック)両指数の構成銘柄に今年も選定されたと、2019年10月1日に発表した。
今年度、DJSIワールドには、全世界の主要企業約2,500社から318社が選定され、同社は5年連続 でその1社に選ばれた。また、DJSIアジア・パシフィックには、アジア・パシフィックの主要企業約600 社から148社が選定され、野村ホールディングス株式会社は同インデックスが開始された2009年より11年連続で採用されている。
野村グループは、「アジアに立脚したグローバル金融サービス・グループ」を目指し、幅広いステーク ホルダーとの建設的な対話を重視している。野村ホールディングスは、「金融資本市場を通じて、真に豊かな社会の創造に貢 献する」という理念のもと、ESGに関する取り組みと情報開示の姿勢が高く評価されたものと考えている。
DJSIに加えて野村ホールディングスは、ロンドン証券取引所グループのFTSE Russell(フッツィー・ラッセル)が提供す る、世界中の優良企業を選定したESG株価指数であるFTSE4Good Index(フッツィー・フォー・グッド・ インデックス)およびFTSE Blossom Japan Index(フッツィー・ブロッサム・ジャパン・インデックス)に選 定されているほか、米国MSCI社の「MSCI女性活躍推進指数(WIN)」、ドイツ取引所グループの STOXX(ストックス)が提供するSTOXX Global ESG Leaders Index(ストックス・グローバル・ESG・ リーダーズ・インデックス)にも採用されている。これらの指数の構成銘柄には、グローバルな社会的 責任基準を満たした企業が選定されており、社会的責任投資を行う世界中の投資家にとって重要な投 資判断基準のひとつとなっている。
野村ホールディングス株式会社は、「積極的なESGの取り組みや情報開示が中長期的な企業価値向上につながるものと考えて います。今後も野村グループは、経済の成長や豊かな社会の創造に貢献していきます」と述べている。
※ Dow Jones Sustainability Indices(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)は、米国S&P Dow Jones(S&P ダウ・ジョーンズ)社とスイスのRobecoSAM(ロベコサム)社が共同開発したサステナビリ ティ株価指数で、企業の経済・環境・社会面の評価に基づき、持続可能性に優れた企業が構成銘柄として選定される。