ステート・ストリート、「米国株式インデックス・ファンド」運用開始


ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社の「米国株式インデックス・ファンド」が、9月29日より運用開始された。

「米国株式インデックス・ファンド」は、米国の主要産業を代表する500社の株式で構成されるS&P500 指数(円ベース)に連動するインデックス・ファンド。 S&P500指数は米国における主要セクターのトップ企業を網羅し、投資可能な米国株式市場時価総額 の約80%をカバーする株価指数で、同ファンド1本で、世界中から収益を得る米国企業500社に投資す ることが可能になる。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズによると、「米国株式インデックス・ファンド」は、米国株に幅広く投資をしたい人や、海外株に初めて投資をする人のエントリー商品等として活用できる投資信託で、9月8日より運用を開始した「全世界株式イン デックス・ファンド」とともにつみたてNISA対象商品として正式に内定した。個人投資家は、 三井住友信託銀行等の販売会社※1を通じて、同ファンドに投資することが可能で、信託報酬 は0.45%(税込み0.486%)。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ代表取締役社長である髙村孝氏は、次のように述べている。

当ファンドが投資対象とする S&P500 指数に連動するマザーファンドは、国内機関投資家向けに 2007 年 3 月から運用されていま す。2017 年 9 月 1 日時点の残高は 177 億円であり、運用開始当初よりベンチマークに対して安定し た精緻な運用が期待できます。また、グループ全体で 170 兆円超の株式インデックス・ファンドの運用 を支えるトレーディングおよび運用インフラを活かし、経験豊富な運用チームによりポートフォリオ精度 の維持に注力しています。

米国ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、S&P500インデックス・ファンド運用に関して 豊富な経験と実績を持ち、また1993年1月からは米国初の上場投資信託(ETF)であるSPDR® S&P500® ETF (ティッカーコード: SPY)を運用している。SPYは現存するETFの中で歴史のある、世界最大級のETF。同ETFは、東京証券取引所にも重複上場している(証券コード:1557)。

※1: 2017年10月2日現在。今後販売会社が更に増える見込み