マン・グループPlc がスポンサーを務める世界的な文学賞、マン・ブッカー賞(今年で45 回目)の最終候補6 作品が9月10日にマン・グループのロンドン本社で発表された。今回のマン・ブッカー賞候補には、初めてジンバブエの作家が選ばれましたが、作家の出身地だけでなく、作品のスタイル、長さ、テーマも今までになくバラエティに富んでいるのが特徴。候補には、日本人の母とアメリカ人の父を持つカナダ国籍の禅僧侶Ruth Ozeki が現代日本を題材にした作品も選ばれている。最終的に10月17日に受賞作品が発表されるが、その発表セレモニーの模様はBBC で放映される予定。最終候補になった6 作品の著者にはそれぞれ2,500ポンドが授与されるほか、受賞者にはさらに5万ポンドが贈られる。
作家 | 作品 (出版社) |
NoViolet Bulawayo | We Need New Names (Chatto & Windus) |
Eleanor Catton | The Luminaries (Granta) |
Jim Crace | Harvest (Picador) |
Jhumpa Lahiri | The Lowland (Bloomsbury) |
Ruth Ozeki | A Tale for the Time Being (Canongate) |
Colm Tóibín | The Testament of Mary (Viking) |
候補作品等の詳細はこちら。
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