野村證券がサービス提供する資産管理のスマートフォンアプリ「OneStock(ワンストック)」が、 2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。
このアプリは、 野村證券が株式会社マネーフォワードと共同開発した資産管理アプリ。 資産の一元管理、 資産寿命の算出、 診断サービスという3つの機能を軸に、 ユーザーが現在と未来の資産を手軽に把握することをサポートし、 お金に関する将来への不安を解消する。 野村證券によると、2020年6月のサービス提供開始以来、 多くのユーザーから好評を博している。
野村證券は次のように述べている。
今回の受賞は、 資産寿命や資産運用に関する当社の豊富な知見とマネーフォワードの資産管理に関するノウハウを使いやすい資産管理アプリとして構築した点が高く評価されたものと考えています。 引き続き、 ユーザーのご意見やご感想をサービスの向上、 機能拡充に反映させていきます。
当社は今後も、 デジタル技術を活用して新しい価値をお客様にお届けするとともに、 お客様のニーズに合わせた金融サービスの提供を通じて、 真に豊かな社会の創造に貢献していきます。
<受賞の概要>
- 受賞対象名:資産管理アプリ「OneStock」(ワンストック)
- ウェブサイト: https://www.nomura.co.jp/onestock/lp/main.html
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
本アプリは従来の資産管理のソフトの機能に加えて、 資産寿命という観点で「何歳まで不自由なく暮らせるか」を可視化してくれる点がUXとして新しい。 いつかお金がなくなる心配から逆に預金をため込みすぎてしまったり、 失う恐怖心から合理的な資産運用に資産を回さない状況はよくあるはず。 そんな中で資産寿命の機能はライフプランを考える補助線として役に立つであろうし、 資産運用を促す手法としては即物的でなくスマートなデザインである点が評価された。
<グッドデザイン賞について>
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、 日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。 国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、 暮らしの質の向上を図るとともに、 社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、 毎年実施されています。 受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。