ピーシーエー・アセット・マネジメントは、2009年11月30日に「PCAインドネシア株式オープン」を新規設定する。「PCAインドネシア株式オープン」は、「IOFインドネシア・エクイティ」への投資を通じて、主としてインドネシアの金融商品取引所に上場されている株式に投資を行ない、信託財産の成長を目指して運用を行なうファンド・オブ・ファンズ。
「IOFインドネシア・エクイティ」の運用は、アジアにおける株式運用で実績のある、PCAグループのシンガポールの運用会社が行なう。また、原則として為替ヘッジは行なわない。
ピーシーエー・アセット・マネジメントでは、インドネシアを投資対象とする理由について、次の点を挙げている。
- 豊富な人的資源を有する
- インドネシアは中国、インドへの最大級の資源供給国である
- ユドヨノ大統領の再選が確定し、10月から新政権がスタートし、経済活性化政策にも期待できる
- 国内の経済環境はレバレッジがかかっていないため、金融システム不安等一連のサブプライム問題から派生したシステミックリスクを回避したこと
- 経済のファンダメンタルズの改善が顕著なため、格付けアップグレードの可能性がある
- インフレが安定化傾向にあり、金融緩和が期待できる
- アジア地域のなかでも、成長力に鑑みて株式のバリュエーションが割安である
「PCAインドネシア株式オープン」の当初申込期間は2009年11月9日(月)から2009年11月27日(金)まで、継続申込期間は2009年11月30日以降。信託期間は無期限、実質的な信託報酬率は年率1.8215%程度。販売会社はそしあす証券、武蔵証券、リテラ・クレア証券、SBI証券。
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